茨城県の入試制度をざっくり言うと下記の通りです。
1.学力テスト(3月3日の入試の筆記試験)の得点順に志願者を並べ、定員の80%以内の者をA群とし、それ以外をB群とする。
2.調査書(内申・通知表の数値)順に志願者を並べ、定員の100%以内の者をA群とし、それ以外をB群とする。
で、どちらもA群になれば合格です。
どちらもB群になれば不合格です。
一方がA群、もう一方がB群の場合、合否は各高校に委ねられます。
定員の80%以内はA群ということは、定員が100人の高校の場合80位以内に入ればA群です。
それであれば、定員割れして志願者が80人しかいなかったら全員A群に……。
あれ?これだと定員割れしている高校から不合格者は出ない?
残念ながら、そんな甘くはありません。
定員割れした場合は、「定員」を「志願者」に置き換えることになっています。
なので、学力テストの方は、志願者の中での順位が80%以内にならないとA群になれません。
定員割れしているからといって合格が確実というわけではないのです。
よって、定員割れしているからといって手を抜いていいなんてことは全くありません。
場合によっては不合格も覚悟しないといけません。
五教科合計で150点未満なども要注意です。
一教科30点未満ということですから、高校では赤点です。
赤点は留年です。
入学前から赤点が見込まれているのなら、不合格にしてあげたほうが優しさがあるという考え方もあるかもしれません。
くれぐれも倍率で甘くみないように!
話は変わって、本日、小山高専を受験したLilyっ子達はそれなりに手応えがあった模様。
結果は3月1日。