昔「会えない時間が愛を育てる」っていうキャッチコピーをなにかのCMで聞いた記憶があります。
今思えば、少年清水はキャッチコピーが好きだったと思います。
結構残ってます。
パッと思い出せるキャッチコピー
『耳をすませば』の「好きなひとが、できました」
『千と千尋の神隠し』の「トンネルの向こうは、不思議の町でした」
『もののけ姫』の「生きろ」
JRの「そうだ 京都、行こう」
NISSANの「Shit the future」
リゲインの「24時間戦えますか」
かっぱえびせんの「やめられない、とまらない」
イナバ物置の「やっぱりイナバ、100人乗っても大丈夫」
サントリーのウイスキーの「何も足さない。何も引かない」
キンチョーの「キンチョーの夏、日本の夏」
エステティックのTBCの「私、脱いでもすごいんです」
どの会社の何の商品のCMかわかりませんが
「きれいなお姉さんは好きですか」
「メガネは顔の一部です」
「わんぱくでもいい。たくましく育ってほしい」
短いセリフの中に、魅力がたっぷり詰まったキャッチコピー。
時代を超えて残っているのがすごいですね。
思春期に見聞きしたものが多い気がします。
冒頭の「会えない時間が愛を育てる」っていうのも、何かのキャッチコピーだと思うんですよ。
うまいこと言うなぁと思ったことは覚えています。
恋人ができて、やがて喧嘩して、一緒にいるのはもうこりごりって思っても、ちょっと離れたら「あんなに喧嘩するほどのことでもなかったな」と思って、逆に愛おしくなって。
この離れる時間って結構大事だと今でも思います。
会えない時間があるからこそ、余計愛おしくなりますよね。
四六時中一緒にいると、どんなに好きな恋人でも、さすがにうっとおしくなるでしょう。
さらに「多少、わがまま言ってもそばにいてくれる」という状況だったら、わがままも言ってしまうでしょう。
それで喧嘩してしまいます。
でも1日に30分しか会えないとか、週に3時間しか会えないくらいの距離感の場合は、喧嘩も少ないと思います。
貴重な時間、喧嘩で費やしてしまったらもったいないですからね。
会えない時間が愛を育てるっていうのは、真理をついているな〜と思います。
恋愛の話がしたかったわけではなく、親と子の関係も似た部分があるんだろうなと思ったので書いてみました。
昨日の記事の続きということで。
何らかの原因で我が子と3ヶ月くらい会えない時間があって、その後会えたらそれだけで全部許しちゃいそうですよね。
その間、子が宿題や勉強をしてなかったとしても「いいの。あなたがこうして元気に会いにきてくれれば」って言っちゃいそうですよね。
再開のシーンではそう言いますが、その後ずっと一緒にいたらやっぱり「いつまでダラダラしてるの!はやく勉強しなさい!」とか言いそうですね。
そういうことを言えるってことは、当たり前のようにいつも一緒に生活してるってことであり、それが幸せってことなのかもしれませんね。