あれもしたい
これもしたい
もっとしたい
もっともっとしたいTHE BLUE HEARTS / 夢
塾講師にとって冬期講習というのは1年最後の山場です。
声を張り上げ喉を枯らして授業をする。
一日が終わる頃にはぐったり。
そんな経験は私にもありますが、それは数年前の話。
Lilyではそういった経験はなく、余裕しゃくしゃくです。
当時は今のような状況を夢見ていましたが、そんな状況が現実になった今は「あの頃みたいなのもまたやりたいな」と思うから不思議です。
なんだかんだ、教えるのって楽しいですからね。
私は塾講師にならなかったとしても、何か教える仕事に就いていたと思います。
10代最後の頃、教習所の先生の教え方が非常にわかりやすく、言葉だけでこんなにうまく伝えられるものなんだなと思った記憶があります。
同時に、自分でもそれができるんじゃないかなと。
なので、教習所に就職するのも悪くないなと考えていました。
結局しませんでしたが。
そもそも就職して働くという気持ちが当時の私にはなかったのです。
紆余曲折を経て塾講師になりましたが、私の解説をわかりやすいと言ってくれる人も多く、やはり自分には教える仕事が合っていたんだなと思っています。
皆が自分で問題に取り掛かり、わからないところが出てきたら質問してくれるわけですが、それが好物になりつつあります。
早く質問こないかなーと待ち構えてます。
そうは言っても「くれくれ君」には教えません。
自分で考えず、すぐに答えを欲しがる人
自分で精一杯考えて、それでもできなくて、悔しそうに質問に来るのが一番うれしいし、楽しいです。
最初から「全部わからないので全部教えて下さい」っていうのはだめ。
良い質問待ってます。
で、そうやって質問を待つくらいなら、私から難しい問題を投げかけちゃえばいいじゃないか、つまり授業しちゃえばいいじゃないか、と思って、最近うずうずしてるのです。
でも、現状のスタイルは大きくは壊しません。
やはり生徒が伸びるのは、生徒自身が頭を動かし手を動かすときです。
能動的じゃないと続きませんしね。
各々の適性を考えつつ、自学させたり授業したりしてます。
そんなとき「こんな教材あったらいいなぁ」と思うことが多々あるので、それも作っちゃったりしてます。
あれもこれもやってるので時間が足りません。
そしてまた作業にとりかかります。