人は自分の影響力によって、幸せに生活できる人が多少増えたほうが、人間は幸せを感じやすいそうです。
A. あなたに500円渡すので、使い切ってください。
B. あなたに500円渡すので、誰かにあげてください。
そんなふうに言われて500円を渡された人が、その後その500円を処理した後の幸福感がどうなるのかという調査があり、この場合、Bの方が幸せを感じやすいらしいのです。
Aは自分が500円をゲットできていて、Bは自分には500円が残らないにも関わらず。
その500円で誰かを幸せにすることが、自分も幸せになるということですね。
幸福は香水のごときものである。人に振りかけると、自分にも必ずかかる。
ラルフ・ワルド・エマーソン(アメリカの思想家)
この記事を書いたきっかけは、私の3歳の娘を見て。
食後に皆でみかんを食べようということになり、そのみかんを取ってくると一人部屋に向かった娘。
最初に持ってきたみかんは、おじーに。
次は、おばー。
お父さん、お母さんと続いて、自分のは一番最後。
3歳の子供なんだから、まず自分のを取るだろうと思っていた大人たちの考えに反して、自分のを最後にする娘。
なんていい子
教えたわけじゃないのに、なんでできるんでしょうね。
この子の性質みたいなものですかね。
偉いねと、たっぷり抱きしめてあげました。
娘はきっと、500円を誰かのために使う人になってくれるでしょう。
というか、もうなってるし
娘から学ぶことはまだまだたくさんありそうです。