私の父は子煩悩です。
今は孫煩悩と言うべきですね。
3歳になった娘はおじーが大好きで、毎日遊んでもらっています。
ここ1ヶ月くらいは、おじーとばかりお風呂に入っています。
そんなおじーに感謝してますが、いただけないこともあります。
それは「3歳のお姉ちゃんになったんだから、おしっこはおトイレでしないといけないよ〜」と言うノリで、「小学生になったら勉強しないといけないよ〜」と言うことです。
「勉強しないといけない」ということは「勉強=したくないもの」と言っているようなものです。
しなくないけど、しないといけないという義務感。
義務って、本来やりたくないっていう意味が含まれてしまいますよね。
「勉強しないといけない」という発言を浴びていると、勉強はしたくないものって刷り込まれてしまう気がするのです。
娘は、今は勉強も遊びも同類で捉えているようです。
お昼寝の前、絵本を読んであげているのですが、そのときに「今日は何の絵本がいい?」と娘に聞くと「お勉強の本」と答えます。
お勉強の本というのは、子供チャレンジの本のことで、言葉やものの名前を覚えたり、道徳的なことを学んだりするための本です。
それを選ぶ理由は「絵本よりちょっと長いから」かもしれません。
短い絵本はすぐに読み終わってしまうので、お昼寝が近くなります。
できるだけお昼寝を遠ざけたい(もっと起きて遊んでいたい)と思う娘が考え出したのが「勉強の本を読んでもらう」ということなのかもしれません。
本当の理由はわかりませんが、かなりの頻度で「お勉強の本がいい」というのです。
この状態のまま育ってくれたら嬉しいな〜と思っている矢先に「勉強しないといけないよ」と脅されると、勉強が嫌なもののように感じるんじゃないかと思うので、私や妻を始め、娘の周りの人にはそう言ってほしくないのです。
ということで、おじーに注意しておきました。
「そうか〜確かにそうだよな〜〜。おじーは勉強が嫌いだったから、そう言っちゃってたんだな〜」と反省していました。
「掃除しなきゃ」
「掃除しないと」
という言葉を日常でよく使ってしまいますが、それらも掃除というのはしたくないことと言っている感じがしちゃいますよね。
「掃除しよう」
そういうプラスの言葉を常に発せられるように、私達も頑張りたいと思います。