個人の願いが集まって・・・”みんなの夢”って呼べるようになったら、それはきっと叶うわ。
教育ママというと、我が子を有名学校に入れようとお受験に熱を上げる、ちょっとヒステリックなお母さんっていうイメージがありますかね?
おそらくテレビドラマなどで作られた教育ママ像だと思います。
教育ママの実態はわかりませんが、私はそういうお母様を心強く思います。
我が子の学力に関心を持っているというのは大きな武器だと思います。
夢がある子がいるとします。
例えばそれが「サッカー日本代表選手になりたい」という夢だとします。
でも、その夢はその子だけのものだったら……。
途中、挫折しそうになっても、諦めても、周りにはわかりません。
周りは応援しようがありません。
その夢を誰かに言うと、ちょっと強くなります。
自分がめげそうになっても、応援してくれる人がいれば、立ち直れます。
さらに、その夢が、他の人の夢にもなったら……。
その子「サッカー日本代表選手になりたい」
その子の親「サッカー日本代表選手になってほしい」
その子のサッカーチームの監督「サッカー日本代表選手にさせたい」
といった具合に、どんどん周りを巻き込んで、周りの人もその子の夢を共有するようになると、叶う確率がぐっと上がるということです。
夢という大きなスパンじゃなくても、同じことが言えると思います。
本人「一高に合格したい」
親「一高に合格させてあげたい」
というように、目標が一致していると達成するのがより簡単になります。
本人「一高に行きたい」
親「あなたには無理に決まってるでしょ」
こんな場合だったら、一高に行ける確率が下がるのもうなずけるでしょう。
夢や目標の共有。
このためには、親の、子への関心が必要です。
親「次のテスト、何点でもいいよ」
これでは子のモチベーションもあがりません。
その点、教育ママであれば「400点とってほしい」という目標をすでに持っているでしょう。
そうしたらあとは本人が乗ればいいのです。
本人が400点取ることを目標にした瞬間、それはもうすでに一人だけの目標ではなく、親子の目標になっています。
そして、そこでさらに講師が加わります。
3人が1つの目標に向かえば、それを達成することなんて容易いです。
今日、期末テストの結果のやりとりをLINEでしている中で、あるお母様から以下のようなメッセージをいただきました。
数学の苦手意識はマシになりました。先生のおかげです。
ゲームタブレット依存は私がなんとかします!
勉強の大切さは私が説き伏せますので勉強のやり方、工夫の仕方、質、は先生にご協力お願いしたいです。
何かアドバイスあれば、何でも言ってください。親の私にできることなら全てやります。
よろしくお願いします。
このお母様は「学年10位以内に入ってほしい。」とおっしゃっていました。
それを聞いた私も「ぜひ入れましょう!」と答えました。
そしてここに本人が加われば「3人の共有目標」の出来上がりです。
冒頭のセリフは宇宙兄弟という漫画のシャロンという登場人物のセリフです。
お母様とのLINEのやりとりの中で、ふと思い出したのです。
夢は叶えられるのか。
今後の私達に注目です!