ある3年生のご家庭で、土曜日の集団授業の参加条件をクリアすべく、「条件(課題)が提示されたら、それをクリアするまでスマホは没収」というルールを設定したようです。
そして、それが功を奏し、期限をあと2日残した状態で早々にクリア。
今回のクリアにより、既習範囲の英単語をほぼ覚えたことになります。
クリアしたらスマホをいじっていいかと言われたら、良いと答えます。
欲を言えば、クリアした先にも勉強をしてほしいのですが、いきなりそこを求めずに、まずは条件をクリアしたことを褒めましょう。
やることをやっていれば、その後何をやってもいいのです。
これは勉強に限らず、仕事でも何でも、人生において言えることだと思います。
たとえば、3日かけてやる仕事が1日で終われば残り2日は仕事をしなくてもいいし、60歳までに5,000万円貯めるという目標を50歳で達成したら10年を残して引退してしまってもいいと思います。
すべきことをしているのだから、そこに誰かが文句を言う筋合いがありません。
結局、クリアした人は、より先の目標に向かってしまうのが通常ですよね。
先程の例で言えば、1日で仕事を終わらせた人はその先の仕事もしてしまうでしょうし、50歳で5,000万円以上貯めた人も、60歳までにそれ以上に稼いでしまうと思います。
目標を達成したらそこで終りにするというのもまた難しく、なんだかんだ、その先も動いてしまうのが人間だと思います。
ということで、まずは目先の目標をクリアすること。
それだけで十分です。
約束通り、スマホは与えてOKです。
こんなことを言えるのも、そのご家庭がスマホを取り上げられるご家庭だからですね。
ここ1ヶ月、その3年生の伸びがすごく、もうじき3年生の学習内容を終えます。
これからは入試対策ばっかり。
つまり、楽しい時間の始まりです。
いち早くその体勢になれることは素晴らしいですね。
私も今後が楽しみです!