うちは生協をとっているので、週1回生協のお兄さんが来ます。
お兄さんは愛想が良く、2歳の娘もお兄さんに会えるのを楽しみにしていました。
お兄さんは、教育テレビの歌のお兄さん的な優しい口調で話しかけてくれました。
娘は生協のトラックの音が聞こえると玄関に走っていき、ちょこんと座ってお兄さんを出迎えていたのです。
過去形なのは、配属変更によってそのお兄さんがうちに来なくなってしまったからです。
娘も私達もがっかりです。
その後に来た新たなお兄さんにも娘は玄関に座って出迎えていました。
ただ、以前のお兄さんのような反応をしてくれません。
3回目くらいで以前のお兄さんはもう来ないと気づいたのか、娘は出迎えなくなりました。
新しいお兄さんは仕事として挨拶をしてくれますし、とくに悪い部分はありません。
きちんと仕事をしているなぁという感じです。
でも、以前のお兄さんの挨拶や反応はそれ以上だったなぁと感じます。
生協の食品を運ぶというお仕事を全うしているのはどちらも同じ。
給料もきっと大差ないでしょう。
それでも、お客が受け取る印象はだいぶ違います。
以前のお兄さんには「生協がなくても、たまにはうちに遊びに来て」と言いたくなります。
そういえば、同じことをケーブルテレビの営業のお姉さんにも思ったことがあります。
はきはきしていて、ニコニコしていて、年配の方なら「うちに嫁に来てくれないか」と言うであろう、そんな素敵な女性でした。
仕事は置いておいて、プライベートでもよろしくお願いしたいと感じるくらいの人間性はものすごい武器だなと思いました。
彼らの共通点は、ニコニコ愛嬌たっぷりってところですね。
「多少不利であっても、その営業マンなら買ってしまう」
そう言わせられる人ってすごいです。
私はめったにイライラすることもないのですが、ニコニコしているかというとそうでもないと思うので、ニコニコ笑顔を心がけたいと思います。
こんなことを書いても、明日になるとすぐ忘れちゃうんですけどね。