昨日、一昨日と、東大生が見た「地頭が良い人の親」に共通の特徴、という記事について書いてきました。
それらを読んで「あぁ、自分も子にうまく質問をしないといけなかったんだな」と思った人もいるでしょう。
でも「そうはいっても、東大に入れる子は才能があったんでしょ」という人もいるでしょう。
元ネタの記事はYahooで紹介されていたので、記事を読んだ人のコメントも確認できます。
それらを読んでみると……
この手の記事は資質が良い子と優秀な親のみの話だと思って耳触りの良いお伽話だと思って聞いてる。
こういう記事を読むとムシズが走る。
それを踏襲したら、東大へ行けるかもと言うような記事。
ハッキリ言って、東大へ行くような子供はちょっと勉強しただけで出来ることが多い。
スポーツでもそうだが、一般の人が努力して鍛練していることは簡単にクリアするレベルにないとトップでは競えない。
もしかすると筆者の意見は正しいのかもしれないし、親からしつこく勉強を強要されるような子が東大合格するとも思えない。
しかしながら、ある程度は客観的なデータで示さないと説得力はあまりない。
なんか、みんな冷静ですね……。
私なら記事に書いてあることを鵜呑みにして「よし、今日から質問上手になろう!」とか言ってそうですが、記事を斜に構えて読むというか、ちょっと距離を置いて読んでる人もいるみたいですね。
まあ確かに「東大生の親はこんな親」と言ったところで、客観的なデータがないと信用できませんしね。
国民性や県民性みたいな感じで、もやっとします。
スポーツでもそうだが、一般の人が努力して鍛練していることは簡単にクリアするレベルにないとトップでは競えない。
という意見も納得です。
確かに、日本代表になる選手は子どものころから一般人とは違う動きをしていて目立ってたと思います。
サッカー日本代表なんかは幼少時代から天才だの神童だの言われた人たちの集まりでしょう。
一般的な能力の子が、親の育て方一つでその集まりの中に入れるか、と言われたらやっぱり無理な気もします。
人それぞれ、記事を読んだあとの考えもまた違うのですね。
昨日、一昨日の記事で言いたかったのは実はこれです。
「東大生の親はこういうタイプが多いみたいだから、保護者の皆様も頑張りましょう」ということでも「質問力を上げて思考力のある子にしましょう」ということでもなく、「記事を読んで、どう感じましたか?」と問いかけたかったのです。
「よし、私も子どもに質問するように心がけよう」というのも良いですね。
「いやいや、データもなしに筆者の主観で言われても」と冷静になるのも良いですね。
どんな意見であれ、その抱いた意見が自分の輪郭だということです。
そうやって、自分というものを理解していく作業。
今回の記事はそれに適していたんじゃないかなあと思います。
私が記事もコメントも読んだ後の感想は
といったところです。
Yahooコメントではない、顔の見える保護者様の意見を聞かせていただけると嬉しいです(^^)