最近、集団授業の良さをいくつか記事にしました。
が、今日は改めて自立型学習の良さも感じました。
自立型学習の良さとは何なのか。
それは「生徒一人ひとりに進度やレベルをあわせられること」です。
中2だけど中1の内容をやる生徒もいれば、まだ学校でも習っていない単元の学習を学習する生徒もいます。
今年の夏、
「用語を知らない人に、うまく説明できるわけがない」という話をしました。
逆に「用語を知らない状態で、授業を受けても、理解は半減する」ということです。
半減どころではなく、下手すりゃ全滅。もしくはマイナス。
習う用語が増える度に、今までのとごちゃごちゃになって、余計わからなくなるってこともありますからね。
ということで、まずはとにかく用語を覚えなさい、点数アップのための演習はそれからだ、と言ってあります。
そして皆モノグサを進めているわけですが、今まで置いてきてしまった用語を拾い集めるのに膨大な時間を費やしているようです。
まだまだ終わりが見えません。
そんな中……
既習分野をほぼ100%にする生徒、現る!!
2年生のR君です。
偏差値65もうなずけます。
こういうのがしっかり出来てるから成績が良いのか。
成績が良いからこういうのもしっかり出来るのか。
やる子はやる。
やらない子はやらない。
つまり差が開く一方の現実。
こりゃ、逆転を狙うのは大変ですね。
少年清水がこういうのを見せられたら「あ、こいつにはもう敵わない」と言って戦意喪失するでしょう。
そういうところも含めて、トップ層は賢いです。
戦わずして勝つ的な発想が垣間見れますね。
こういう子を、他の子と混ぜて同じ授業をしても、伸びを遅くさせてしまうだけ。
だから、どんどん先取りさせて、どんどん難問を解かせます。
こういうことができるのが自立型学習の大きなメリット。
それを享受できる子はそう多くはありませんが、やる気になれば誰でもできるという環境はいいですね。
ということで、Lilyは集団授業と自立型学習のいいとこどりをする路線で行きたいと思います。