今日はテスト2日前なので部活がありませんでした。
明野中学校では三者面談が実施されているため、下校もちょっと早いみたいです。
ということで、Lilyもちょっと早めの開校にしました。
いつもは16時になっても誰もいませんが、今日は結構いましたね。
やっぱり塾は学生がいてこそ活気が生まれるってなものです。
学習の様子を見てみると……
順調にワークを進め、複数回周回している2年生。
1周目のワークが終わりそうにない2年生。
2年生は2極化しちゃってますね。
提出のワークに追われる3年生。
うーーん
話は変わって、学校の英語の先生に言いたいことを思い出しました。
ここで言っても届きませんけれど、言っちゃいます。
「何か、英文法がまとまってる参考書ありませんか?」と聞いてきた3年生。
理由を聞いてみたら「ノートを埋めないといけないので」ということで。
「問題解くのが一番力がつく。ノートのスキマに丁度いい」
と伝えましたが
「もうそれはたくさんやって疲れてしまった」らしいのです。
そんなスキマに入るものといったら「(1)have」 のような問題番号と答えとか、「population」のような英単語練習(といっても、1、2回くらいしか書くスペースがない)くらいです。
「ノートを埋めるために勉強してるの?」と問い詰めましたが
「そうしないと駄目と言われてるんで」と。
スペースを埋めるための題材を探してさまよっている姿を見て「そこにうまるものを探すより、問題を解いてその解答で埋めたほうが手っ取り早い」とその生徒に伝え、さらに「その思考回路じゃ、成績は上がらないよ」と加えました。
ただ、よくよく考えてみると、そういう思考回路にさせてしまっているのは環境に問題があるのではないかと。
そういえば2年生のノートも、右端まで埋まってます。
I played soccer in the park yesterday. という文章の右側に1・2単語のスペースが開いてしまった場合、そこに別の単語を入れて埋めてました。
なので
I played soccer in the park yesterday. difficult
といった具合に、何の脈絡もない英単語がぽんと現れるのです。
確かにそのスペースに英単語1つくらい練習できるとは思いますけど……。
無理に埋める必要ないんじゃないかなぁと思うのです。
おそらく空白を認めると、右半分がやたら空いたノートを提出する輩が現れるので、その防止のためにそんなルールができているのだと思います。
そう考えると、先生の課題の出し方が悪いと決めつけるのもなんだか間違っているような気がしますけれど……。
このスペースを埋めるルール、一体誰のためなんでしょう。
「やったふりをさせないために、スペースも埋めさせる」ではなく「スペースがあってもOK。ただし、あきらかに手を抜くためのスペースだと判断できるものは、提出物として評価しない」というふうにしてくれたら良いのになぁと思います。
でもそうすると、その判断は先生の主観になってしまうため、これもまた問題を生みかねません。
それでも今よりは良くなりそうな気がするんですよね。
基本的に明野中の先生がしてることは私は好意的に受け止めてます。
数学の毎日の課題プリントなんかは良いですね。
計算問題10題あって、丸付け用に解答もついているけれど、解説なし(途中式で答えを移してるだけかどうか判断できる)という部分と、最後の2問は「先生が丸つけします」と書いてあって、解答すら書いてないとかも、よく考えられてるなぁと思います。
ただ、英語のノートのスキマだけはなんとかしてほしいです。
スキマを埋める方に意識が行っちゃってる生徒が多いです。
明野中の先生がこの記事を見てくださったら、ぜひご一考を!