感覚って不思議なものです。
空間の広さで快適さが変わるんですから。
狭い空間は圧迫感があり、そこにいるだけで疲れます。
例えば1人がけソファがあるとします。
そのソファが置いてある狭い部屋をAとします。
広さは3畳。
風呂場くらいの広さを想像してください。
同じソファが置いてある広い部屋をBとします。
広さは40畳。
学校の教室くらいの広さを想像してください。
どちらも部屋に置いてあるのはソファ1つ。
好きな漫画や本を持ち込んで良いことにしましょう。
この時、どっちのほうがその部屋に長くこもっていられるか……。
おそらく広いB部屋の方でしょう。
部屋の中でできることは同じでも、広い空間の方がずっといられます。
もちろん狭い空間が好きな人もいるでしょう。
少年清水も狭いところが好きでした。
だからLilyの個別ブースは大好きです。
とはいえ長時間いるとなると、狭いところは窮屈になってきます。
これはたぶん心理的なものでしょう。
B部屋のような広い空間であれば、読書に飽きたら寝転がったり歩き回ったり運動したりできます。
A部屋であれば、寝転がるのはできますが、歩き回ることはできません。
この「できると思っている状態」と「できないと知っている状態」では精神的な苦痛がだいぶ違うと思うのです。
大は小を兼ねますから、B部屋でA部屋気分を味わうこともできます。
部屋の隅っこにソファを持っていって、目の前に壁がある状態にすればいいですからね。
でも、A部屋をB部屋のようにはできません。
できるとしたら目をつぶってB部屋を想像することくらいです。
本当のところは私もよくわかりませんが、長くいる場所なら広いほうがいいなと思います。
そう考えたら、宝くじ売り場とかで何時間も働くのってしんどいのかもしれませんね。
外が見えるので開放感があるだけ良いと思いますが、外が見えない状態だったら精神的にきついのではないでしょうか。
トイレに入ったときに「このままここで1日過ごすとしたら、できるのだろうか」と考えてたので、そこからいろいろ考えてただけです。
人間には広い空間が必要なんだなぁと。
だから災害時の避難所も体育館の方が向いてるのかなぁと。
まぁ、私はよくこういうどうでも良いことを考えていますよ、という自己紹介の記事ということで。