今年は入試の範囲が狭くなる?
そんな情報が飛び交っています。
で、実際に東京都は狭くなるようです。
それも仕方のないことでしょう。
6月の現在でも通常登校がままらないのですから。
茨城県はどうでしょう。
すでに通常登校が始まっています。
また、入試の範囲を狭くするのであれば、夏休みを削る必要もなくなってしまうのではないかと思います。
夏休みを削るからには、今までの穴を埋めようということだと思うので、入試範囲も今までのままっていうほうがいい気がします。
ちなみに、入試範囲が例年より狭くなると……
- 例年の過去問が使えない
- 未就学の部分ができて他学年に比べて不利
という事態になります。
過去問には中3後半でならう英語の関係代名詞や、数学の三平方の定理を使った問題が必ずあるので、今年それを教えない状態で解かせるのは無理なわけです。
未就学の部分は入試には出ないので入試こそ問題はありませんが、その後、大学受験までには詰め込まないといけませんので、負担が後ろにかかるだけになります。
今年の中学3年生の負担を減らそうとしても、それは今減っているように見えているだけであって、先送りしたに過ぎません。
これが本当に中学3年生のためになっているのかどうか……。
ここ茨城県は、入試の範囲は例年通りになるんじゃないかなと予想します。
が、私の予想はことごとく外れるので、なんともいえません。
とりあえず、どちらになってもいいように、進められるだけ進めるに越したことはありませんね。
休校期間中に、Lilyの3年生達は数学では平方根の学習を終えて、2次方程式の計算も終えています。
これは例年であれば1学期に学習する内容です。
このペースなら、例年通りの範囲でも問題なく対応できるでしょう。
でも、中学生全体を見ると、そこまでできている子の方が少ないと思うので、茨城県は入試範囲を狭める選択肢をとるかもしれませんね。
学力向上に向けた意気込みからすると、狭めない気がしますけれど……
新型コロナの第2波なども読めないので、なんともいえません。
いずれにせよ、入試を成功させられる人は「準備を怠らなかった人」ということに尽きるでしょう。
学校が再開して、部活動も始まって、さらには暑さも手伝って、疲れが溜まって大変な時期。
だからこそチャンスですね!