デジタルが浸透してどれくらい経つのでしょう。
情報の入手方法も、ニュースのみかたもだいぶ変わりました。
私はYahooニュースをよく見ます。
理由は、その記事に対するコメントがあるからです。
長そうな記事の場合、先にコメントを見て、読むに値するかどうかを判断しています。
コメントには「イイネ」も「ワルイネ(呼び方がわかりません)」もあり、その数でそのコメントの支持率がだいたいわかります。
例えば「韓国で日本製品の不買運動が起きている」という記事があったとします。
それに対してのコメントには「むしろ韓国に製品を出さないほうがいい」「韓国とは国交断絶すべき」といったコメントが多く見られ、そのコメントには「イイネ」が9割ほど付きます。
それを見ると、日本の一般市民は韓国を嫌っていると感じます。
判断材料がそのネットニュースしかないと、そんなふうに感じてしまいますが、世の中を見るとそうでもありません。
韓流ドラマ好きの母親やおば、近所のおばさんがたくさんいます。
その人達には特に韓国は悪く映ってないようです。
むしろ面白いドラマを提供してくれるのだから好意的でしょう。
また、中学生や高校生だって、韓国のアーティストを好んで聴いたりしています。
そういうのを見ると、ネットニュースのコメントは偏りがあるといわざるを得ません。
もちろん、普段は「韓国もいいよね」といいつつ、ネットではボロクソに叩いている人が多いという可能性もありますけれど。
真相はわかりません。
今、学校の休校や再開のニュースがあると、そのコメントには必ずと言っていいほど「休校を延長すべき」という声が多くあがります。
学校は3密が避けられないので、その意見も分かるんですけれど…。
反対意見をいいにくいなぁと感じます。
情報を集めやすくなった今、「その情報は誰がどんな目的で書いているのか」「その情報を公開して誰が得をするのか」そんなところまで考えてみると、もうちょっと違った一面が見えてくると思います。
が、その前に、中学生たちはニュースを見ることから始めないとですね。
そんなことを言っている私も、中学生の頃にニュースを見ていた記憶はありません……。