やっぱり人間は人と人との接触が大事だよなぁ。
と思いつつ、物理的な接触がなくてもコミュニケーションは取れるなぁ。
そう感じた今日。
昨日からLilyは休業期間に入りました。
使い方を説明した上で生徒一人ひとりにタブレットを1台ずつ貸し出し、家庭でも学習してもらいます。
早速昨日の夜から、生徒からの答案がばんばん送られてきます。
丸付けをして返却。
もちろんすべてオンラインです。
答案を見せる。
返却する。
この動作はネット上だろうが現実世界だろうが大差ありません。
私は物理的な紙が欲しいわけではなく「生徒の頭の中を映し出したモノ」が欲しいのです。
それが手に入るのなら、そのモノは紙だろうがデータだろうが関係ないのです。
ということで始まりました。
そこで思ったのが、「いつも以上に勉強している様子がわかる」ということ。
いつもなら塾に来て勉強しているので、その間はどれだけ勉強してるか、どこでつまづいているかなどを把握するのは容易いことです。
でもいざ塾を離れると、それらは見えません。
塾以外では勉強は一切しないというパターンもあるでしょう。
逆に、塾以外で勉強していても、それもまた見えないので、褒めるに褒められません。
テストなどを通して、その生徒ができるようになったことを実感したとき始めて「家でもきちんとやっていたんだな」とわかります。
でも、オンラインでは、家に帰ってからの学習もわかります。
だって、現にばんばん答案が送られてくるんですから。
今までは家に帰った生徒の夕方や夜の学習は見えませんでしたが、オンラインになると見えます。
これはオンラインのメリットですね。
生徒にとってみても、終わったプリントはすぐに提出して採点して返ってくるっていうのはメリットだと思います。
提出→返却まで時間がかかると、その内容はすぐ忘れてしまうでしょう。
下手したら「そんなプリントありましたっけ?」となるかもしれません。
でも、オンラインなら家で学習していてもすぐに提出できる。
これはいい。
通常の営業ができるようになっても、このサービスは続けようかな~と考えています。
家庭で自学している子とそうでない子の差は今まで以上に大きくなるんじゃないかと思います。
自学力を高めるために、今回の試みは有効なようです。