夏休みには終わりがあって、それまでに宿題をやらないといけません。
逆に言えば、宿題を終わらせておけば夏休みの終わりまで大いに遊んでいいってことです。
少年清水は宿題を後回しにして、大いに遊んで8月31日に泣く子でしたけれど。
今回の休校が夏休みと違うのは、うかつに遊びに行けないことです。
都会では外で友達とたむろしようものなら、すぐにクレームが飛んでくるそうです。
家にいるしかないという状況。
ゲームだけが暇つぶしの相手。
少年清水ならものすごく喜ぶ状況です。
そして、学校からの宿題はろくに出ていない。
そうなるともう少年清水の脳内はお祭り騒ぎです。
でも、1ヶ月もすれば飽きてきます。
ゲーム
テレビ
漫画
ときて、ようやく勉強するかと思いきや
となり、
それも飽きたら、やっと勉強の出番です。
それくらい何もやることがなくならないと、自発的な勉強の順番は回ってこないんですね。
当時、家に閉じこもったとしたら、友達が何をしているかはそうそう把握できないので、
「もしかしたら、勉強してるのかも?」と思って、自分もやるかもしれませんけれど。
少年清水と違って今の中学生にはSNSがあります。
友達が勉強しているかも確認できます。
友達ともネットですぐ繋がれるので、離れていても一緒にゲームすることだってできます。
さらにYouTubeには無限のチャンネルがあります。
少年清水が現代に生きていたら、おそらく「暇だから勉強するか」というタイミングは来ないでしょう。
YouTubeの壁が厚すぎます。
面白いのです。
つい最近、面白いYouTubeチャンネルを見つけてしまい、あやうくハマるところでした。
自粛して家にこもっている大人も、YouTubeでも見て過ごしてるんじゃないですかねぇ。
人間、暇があるとろくなことをしないものです。
終わりが見えていればキビキビ動くんですけどね。
終わりの見えない新型コロナ。
おそろしや。