このブログでは何度もでてきたSちゃんの話です。
許可を頂いたので、成績推移を載せちゃいます!
彼女はLilyの開校当初から通ってくれていましたが、中2の頃は横ばい。
入試は中3になってから勝負!ということで、中3のテストの成績推移を見てましょう。
成績はすべて茨城統一テストのものです。
6月 | 8月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | |
得点 | 224 | 201 | 256 | 250 | 247 | 264 |
偏差値 | 44 | 41 | 47 | 47 | 46 | 48 |
8月に偏差値41になってしまうという……。
でも「問題ないですよ」と私は言い続けました。
41を底に、後期は巻き返しをはかりました。
部活もなくなり、塾での勉強時間が長くなりました。
それでもなかなか偏差値50に届かず。
「大丈夫です」
私が言うセリフはいつも同じでした。
そして入試本番。
結果はなんと327点!!!
去年の茨城県公立入試の平均点が、その前の年より難化して267点だったので、それくらい取れてればいいかなと思ってたのですが。
去年よりもさらに難化して250点くらいが平均だと思ってましたが…。
そう思うほどの飛躍でした。
志望校のレベルを1つ上げても受かってましたね。
実は、それなりに前兆はありました。
ブログでも書いてますね。
昨日、置き勉をするSちゃんのことを書きました。 [sitecard subtitle=関連記事 url=https://lily-juku.com/2020/02/22/left/ target=] &nbs[…]
この手応えが確かなものだったと証明してくれました。
偏差値41の時にも「問題ない」と言っていた理由が2つあります。
- 誰よりも長い時間机に向かっていたこと
- スマホを取り上げられる家庭だったこと
SちゃんはLilyをホームとして、長い時間勉強してくれました。
そして、それに対して文句も言わず。
私もSちゃんがいるのが当たり前のような感覚になっていました。
さらに、Sちゃんの保護者様は駄目だったら容赦なくスマホを取り上げるということも私は知っていました。
その2つの条件が揃っている場合、ほぼ100%成績は上がります。
もちろん停滞する時期もあります。
Sちゃんの10月から1月までの期間がそうですね。
やってもやっても伸びないという苦しい時期だったと思います。
でも、それは思い切りジャンプするために、大きくしゃがんでいた時期だったんですね。
停滞期が続いていても、迷わずにずっと勉強し続けたのが勝利を手繰り寄せたのだと思います。
苦手としていた社会も得意な英語の得点より取れていました。
社会がもっとも難化した教科の一つだったと思うんですけどね。
すべての教科で60点以上を取れ、今まで苦手としてた教科は何だったっけ?と思うような成績でした。
Sちゃんは素晴らしい前例を作ってくれました。
大人になって振り返ったときに、高校受験前が一番勉強していた、とならないように、これからも頑張ってくださいね!