このブログに度々登場するのが3年生のSちゃんKさんコンビ。
この二人は常にLilyにいるので話題も多いのですが、冬休み以降、実はもう一人Lilyで良く見る顔があります。
それが3年生のR君。
イニシャルで書きましたが、この特徴を書くと明野中学校生なら下級生でも「あー、あの先輩ね」となってしまうくらい有名でしょう。
その特徴とはキックボクシングをしていること。
そんなR君がLilyに通ってくれているわけですが、そのR君はものすごく伸びてます。
面白いほど伸びてます。
なんというか、一般的な中学生と初動から違う感じです。
例えば「社会は用語を覚えてから過去問をやったほうが効率が良い」と伝えると、すぐさまそれを実行してくれます。
そして、それもただやるだけじゃなく、徹底的にやるのです。
さらにすごいのは、それを継続すること。
毎日暗記テストをしていると、どの生徒もそれなりに暗記を頑張ろうとします。
でも、暗記テストをしなくなると、たいていの生徒は暗記を止めてしまいます。
ふとR君を見てみると、テストがなくても暗記をしているのです。
そして、忘れてないかをチェックするために「暗記テストしてもいいですか?」と自分から言ってくるのです。
効率よく勉強する方法を考えたり、教えてもらったり、それを納得したら徹底的にやったり、いつまでも継続したり……この姿勢で伸びないはずがありません。
こういう姿勢はキックボクシングで培(つちか)われたのかもしれないですね。
最近は、一つ上の志望校でも受かるくらいの得点になってきました。
もちろん、もう志願先変更はできませんので、一つ上を受けることはできません。
でも、それくらいの学力がついているので「定員はオーバーしてるけど、志望校に落ちることはないよ」と伝えました。
私なら、そう言われたら、もう手を抜いてしまいそうな気がします。
しかし、R君は「いやいや、まだわかりません」と謙虚な姿勢を貫きます。
対戦相手が格下と言われる相手でも、きっと練習でも手を抜かないのでしょう。
この基礎的な姿勢があるのですから、そりゃキックボクシングも強くなるし、勉強もできるようになりますね。
土台がしっかりしているので、どの分野に行っても立派な成績をおさめてくれるだろうという期待があります。
私もR君を見習って、もっと成長したいと思います。