1万円あったら何がほしい?
この質問、20代くらいまでは即答できてました。
1万円あれば手に入る欲しい物やサービスがすぐに思いついたからです。
逆に言えば「1万円あれば、これを買えるんだけどなぁ」と思うことがたくさんあったということでしょう。
それが30歳を過ぎると、その質問は難しくなりました。
特に欲しい物やしたいことがないからです。
例えば「カメラが欲しい」と思っていても、1万円では買えませんし。
1万円で買えるようなもの、でもまだ手に入れてないものっていうのが思いつかなくなっちゃったんですね。
その辺からお金に固執することはなくなってきた気がします。
最近、塾長コミュニティで「1万円が手に入ったら何に使うかで、資質がわかる」といった話題が出ていました。
余分に手に入れた1万円を宝くじにつぎ込むとかパチンコをするという人もいるでしょう。
友達と食事に(お酒を飲みに)行くという人もいるでしょう。
家族にプレゼントを買うという人もいるでしょう。
生活費や借金返済に当てるという人もいるでしょう。
貯金するという人もいるでしょう。
お金の使い方に正解はないので、その人が自分で納得して使えばいいと思います。
ただ「経営者として」という視点では、今挙げたお金の使い方はどうなんだろうということです。
どういうことかというと、上の例の使い方では「その1万円が今後、もっと大きなお金を生む」ことがないからです。
「友達と食事」の友達が、ビジネスパートナーとして今後役に立つというならOKです。
(基準が役に立つかどうかというのも嫌なものですが、「経営者として」ですのでご了承を)
じゃあ、経営者は何をするのが得策かというと「自分への投資」となります。
1万円で本を買って知識を得るとか、効率が上がる高機能なマウスを買うとか。
使った1万円は出ていきますが、それにより今後大きく稼げるようになる可能性が増えるというのが、経営者としては正しい1万円の使い方だという話でした。
これについては私も賛成です。
とはいえ、私が1万円手に入れたら自分への投資の前にしたいことができてしまいました。
なので、それは後回しです。
私が今1万円を手にしたらしたいことはずばり、パーティションを1枚買うこと。
スタンディングスペース、通称スタスタもそうですが、新たなレイアウトを思いついてしまったのです。
というか、最初から考えていたのですが、費用がかかるため、今は最小限の費用で作れるレイアウトにしていただけです。
最近になって「あ、当時考えていたレイアウトにできるかも」と思い出したのです。
とはいえ、私が手にするのは棚からぼたもちの1万円ではありません。
慎重に考えてのパーティションです。
でも、今私自身が一番納得する使いみちができたなと思います。
毎月1枚ずつパーティションを増やしていって、少しずつ理想形に近づけるのも一興。
でももしかしたら「新レイアウトのほうが生徒も集中できるから」と言って、無理してでも買い揃えてしまうかもしれません。
いずれにせよ無駄遣いはしていないということで、許してくださいm(_ _)m