私が普段使っている車は、私が買ったものではなく、親のものです。
ワゴンなのでそこまで使う機会もなく、ずっと置いてあるので、それなら新しく車を買うよりそれを使ったほうがいいということで、私が使ってます。
そのワゴンの車検があり、私の父が業者に持っていって、車検を済ませてくれました。
その日の夜です。
帰ろうとして、私が車に乗りライトをつけると……
なんか暗い。
数メートル先しか照らしてない。
「もしや、車検で何かミスがあったんじゃないか?でも、昼間だからライトのことには気づかなかったんじゃないか?」などと考えながら、注意深く運転しました。
すれ違い用前照灯(通常、夜になるとつけるライト)がものすごく低い位置を照らしている。
走行用前照灯(遠目、ハイビーム)がつかない。
いや、パッシング用のレバーを手前に引く方ならつく。
ということは、ライトが切れているわけでもない。
そんなことを考えながら、運転していました。
夜22時過ぎの田舎道。
幸い、他に車はなかったので、ちょこちょこパッシングして先を照らしながら運転しました。
家までは車で5分もかからないので、それも良かったです。
翌日、そのことを親に告げると、早速確認することになりました。
普通にライトがついてる……。
故障した!っ主張するけど、誰かが確認するときにはちゃんと作動するという、あの法則です。
マーフィーの法則でしたっけ?
とにかく、私がどんなに「昨日はつかなかった」と主張しても、目の前の車のライトはばっちりついているのです。
これが「きまりが悪い」という状態ですね。
(3年生の皆さん、つい最近の国語のテストで出てきましたね?覚えてますか)
もしかしたら、寒空の下、外に車を置いておいたから、ちょっと調子が悪かったのかも。
以前、それでベルトが固まってキュルキュル言ってたことがあったので、その可能性も考えられます。
ということで、同じ環境にしてみました。
その夜、確認してみると、やっぱりライトは点いてます……。
そして「お前が間違ったんじゃないか」と疑ってきました。
いや、私はちゃんとカチカチやって、それでもライトがつかなかったんです。
間違ってません。
あーもう動画でも撮っておけば良かった。
その翌日、両親は車検をした業者に電話してくれていたらしく「しばらく様子を見てみてください」とのこと。
うーむ。
あれは何だったんだろう。
そして、なぜかわかりませんが、ふと答えが降りてきました。
「そうだ!もしや、すれ違い用前照灯をつけていなかったのでは?!」
車のライトは、レバーを「回す」とライトが点きますが、それも何段階かあります。
最初は「小さいライト」これはちょっと暗くなってきた頃につけるやつですね。
自分の存在をアピールする際につけます。
さらに回すと「すれ違い用前照灯」
いわゆる、普通のライトです。
さらに回すと「自動オンオフライト」
これは周りの明るさを察知して、暗くなったら勝手にライトを点けてくれる機能。これがない車もある。
そして、走行用前照灯(遠目、ハイビーム)はレバーを回すのではなく「押す」です。
さらにパッシング用はレバーを「引く」。
これは引いている間だけ、ハイビームが点きます。
そして、私は1段階目の小さいライトしか点けてなかったんだと気づきました。
その状態(前照灯がついてない状態)でレバーを押しても、ハイビームはつきません。
※これは、今回の件で初めて知りました。
その状態(前照灯がついてない状態)でレバーを引くと、その間ハイビームは点きます。
※これも、今回の件で初めて知りました。
私はカチカチと「押す」「引く」はやったけど、「回す」をしてない!と思い出したのです。
結局のところ、私の間違いだったということです。
「お前が間違っているんじゃないか」と疑われたときは相手を責めたくもなりましたが、それをしなくて良かったです。
このテレビ、つかないぞ!
コンセントは入ってますか?
入ってないわけないだろ……あ、抜けてました。すみません……。
みたいなレベルのやりとりでしたね。
お恥ずかしい限りです。
まぁ、こうやってブログのネタになったので、良かったです。
ワゴンは今日も元気に1秒先の未来を照らしてくれています。
これにて一件落着!