今日は寒かったですね。
全国各地でセンター試験が行われました。
今年で最後ということですが、どうなんでしょう。
私としてはセンター試験は良い制度だと思います。
そもそも一つの試験に、あれもこれもと詰め込むのは無理があると思うんです。
スポーツで例えるなら、体力測定がセンター試験ってところじゃないかなと思います。
そして、野球をやりたい子は、その他にバッティングなどのテストを課せばいいのであって。
バッティングを体力測定に組み込む必要はないと思うのです。
だって、サッカーをやりたい子には、バッティングの能力は必要ありませんからね。
センター試験で基礎力を測って、各自の大学が2次試験で独自に試験をするという今のシステムは理にかなってます。
もし、外語大学などで英語を話す能力を試したいのであれば、そこでスピーキングのテストを導入すればいいのであって、センター試験でそこまではかる必要はないと思います。
センター試験でスピーキング能力も問いたい、記述問題で確かな学力を問いたいと詰め込んでいくから無理が出てしまうんじゃないかなと思うのです。
マークシートだと適当に選択しても当たってしまうから、本当の学力は測れないという人もいますが、選択問題でも十分だと思います。
マークシートが駄目なら、そういう選択問題だって、学力を測れてないということになってしまいますよね。
確かに0点は取らないかもしれませんが、20点や30点もザラにいるのがセンター試験です。
ちゃんと学力がある人は高得点を取ります。
記述問題にして採点が曖昧な方がデメリットが大きいと思います。
単語だけを記述するにしたって、雑な字で読みにくい解答をどこまで○にするかで悩みますからね。
文章となったら、採点は相当難しいです。
結局、記述問題は見送ることになっているようですが、その方がいいと思います。
文字より数字の方が公平です。
国語の採点では○にすべきか☓にすべきか迷うことが多々ありますが、数学の採点ではほとんどありません。
世の中に合わせて変わっていかないといけないものがある一方、良いものを変えないことも大切です。
来年度以降も、今のセンター試験のような公平なものができるといいなと思います。