電子機器のスイッチをOFFにした瞬間、思考のモーターが回り始めます。
私の場合、アイデアが浮かんでくるのはお風呂です。
お風呂に入るためにスマホを手放すと、できることは考えることだけです。
何も考えないようにしようとしても、必ず何かしら考えてしまいます。
そこでいいアイデアがたくさん生まれます。
適度にリラックスした状態が良いようです。
このブログのネタが思いつくのもお風呂が多いです。
今日、この一本を書く前に3つくらいネタが思いついています。
しかし、そのネタがそのままブログに書かれることは少ないのです。
思考は止められないので、浮かんだアイデアの先も考えてしまいます。
お風呂から出て、パジャマを着ているころにはアイデアはもう過去の話。
何を書こうとしたんだっけと首をひねるのは日常茶飯事です。
なかなか形にするのは難しいのですが、それでもやはりスマホのスイッチをオフにすることは、そのまま思考モーターを回し始めることに繋がります。
私のように仕事のアイデアが浮かぶ人もいるでしょう。
中には好きな人のことばかり考える人もいるでしょう。
その日の行動を反省している人もいるかもしれません。
いずれにせよ、何かを考えることは良いと思います。
そうすることで自分の思考が確立されていきます。
例えばネットニュースで「イギリスのEU離脱問題」を見たとしましょう。
でも、その後もそのままネットニュースを読み漁ってしまうと、その話題はどんどん押しつぶされてしまって、いつの間にかなかったもののようになってしまいます。
これがインプットしかしない状態です。
イギリスのEU離脱問題を見たあと、そこでスマホをオフにします。
すると、その最後に見たニュースについて考えるでしょう。
EUの離脱っていいのかなぁ。
自分がイギリス人だったら、どうするかなぁ。
こんなことを考えながら、「僕ならEU離脱は反対だな」と意見を持つ。
そして、誰かにそれについて尋ねられた時「こうこう、こうだから反対」と答えられるようになる。
これが自分の考えを持った人です。
そこからどんどん連想して、いつのまにか好きな人のことを考えてるなんてこともよくありますけれど。
それでもいいと思います。
自分はこういう考えをする人間なんだってわかることが重要です。
大切なのはアウトプット。
もちろん頭の中から出しているわけじゃないので、本当のアウトプットとは違うかもしれませんが、四六時中電子機器を触ってインプットばかりするよりもずっと良いと思います。
ときにはスマホだけでなく、テレビも漫画もぜんぶ遠ざけてみましょう。
きっと何らかのモーターが回り始めますよ!