金縛りにあったことはありますか?
私は子供の頃は全然なかったんですが、大人になってから頻繁にあうようになりました。
私にとって金縛りは怖いものではなく、楽しいものです。
詳しいメカニズムはわかりませんが、どういうときに金縛りが起きるかはわかります。
私は、仮眠してすぐに起きなきゃいけない状況で金縛りになることが多いです。
眠りが浅いときとも言えそうです。
でも、ただ浅いだけじゃなくて、起きなきゃいけないと思いつつ寝てしまう状況じゃないとなりません。
例えば、電気屋さんで展示されているマッサージ機でうとうとしてしまったとき。
もちろんそのまま熟睡するわけにはいきません。
頭の中では、起きなきゃいけないと考えています。
そういうときに訪れるのが金縛りです。
あれは本当に動けないのではなく、夢を見ている状態だと私は思います。
それを夢だと認識しない理由があります。
眠る直前に最後に見た映像が、そのまま夢に出てくるからです。
例えば、私が職場のPCの前で、椅子に座って眠ってしまうとします。
その際に直前に見る画面はこんな感じです。
この映像がそのまま夢に出てくるのです。
まったく違う場面であれば夢だと気づけますが、この映像ができてたら目が覚めたと思ってしまいます。
でも実際は夢です。
なので、現実のように思い通りに動けないのです。
よくありますよね?夢の中では異様に足が遅くて、何かから逃げられないみたいなこと。
あんな感じかもしれません。
私の金縛りの場合は「体は動かしているはずなんですが、この映像が動かない…」という状況に陥(おちい)ります。
椅子から立ち上がっているはずなのに、視界がついてこないんです。
「あれ?立ち上がってるはずなのに、視界が変わらない…!?動けない!!」となるんです。
そのとき、私は思うんです。
確かに体を動かしているはずなのに、見ている景色が変わらない……という夢。たぶんこれが金縛りの正体。
逆に、体が動いてないのに、見ている景色だけが変わっていく……という夢。たぶんこれが幽体離脱の正体。
そう思っている私は「お!金縛りきた!」と楽しくなってきます。
動こうとしても動けない。
正確には、体は動いている感覚なのに、視界が変わらない。
まぶたの裏に、目をつぶる直前の映像が焼き付いていて、それが離れない感じです。
その状態で体を動かすということは、目をつぶって体を動かすのと同じです。
視界の情報が当てにならないので、体を動かす感覚だけで動きます。
「視界が焼き付いているだけで、実際は動けているんだから、動くこと自体はできるはず。一体どこまで動けるんだろう」と考えて、動いてみます。
でも、1歩か2歩なんですねー。
「やっぱり駄目だ。この場から離れられない」となります。
今度は、自分で自分の頭を掴んで、無理やり頭を動かそうと、つまり視界を変えようとします。
しかし、頭が動いている感覚はあるものの、視界は変わりません。
「ふぅ、なかなか手ごわいな、金縛り」
金縛りは夢ですので、細部を良く観察するとおかしなところがあるのです。
直前の映像では目の前にキーボードがあったのに、それがなくなっていたり。
夢は自分の脳が作り出す想像の産物なので、その想像力が足りないのでしょう。
完璧に直前の映像を再現できていないことに、金縛り中に気づくのです。
そういうのもあり、金縛り中に「これは夢だ」と気づくので、慌てることもありません。
むしろ楽しむ私がいます。
だいたいはソファで寝てしまうときに金縛りにあいます。
でも、それは夢です。
起きてから気づきます。
「夢から覚めたと思った夢を見た」という二重の夢を見ることがたまにあると思いますが、ついこの間、この金縛りにあったときに「夢から覚めたと思った夢を見たと思った夢を見た」という三重の夢を見ました。
これは人生初です。
貴重な体験でした。
夢の世界では、それが夢だと気づくことってあんまりありませんが、金縛りの場合は気づきやすいです。
夢だとわかったら、思い切った行動をしてみたいと常日頃思っている私は、金縛りは楽しみなのです。
金縛りに悩まされている方は、ぜひ参考にして楽しんでみてください。
どれくらいの人が金縛りを経験したことがあるのでしょうね。
今回の話、どれくらいの人に共感してもらえるかが謎です。
あ!
そういえば、今思い出しました。
地理の問題は、大人になれば解けるものが増えています。 中学生だった当時は、貿易摩擦なんて言葉がニュースで流れてもスルーしていたでしょう。 でも、大人になると自然とそういう言葉も身についているものです。 […]
答えは「イ・ウ・エ・ア 海上輸送」です。
塾とは関係のない記事で、公表しようと思ってあやうく忘れるところでした。
これで責任はまっとうしましたね!
また明日から真面目な記事に戻ります。
たぶん。