勉強やっても成績が上がらない。
その理由は「やってる範囲とテストの範囲が違うから」です。
例えば中学2年生のテストで穴埋め問題があったとしましょう。
彼はテニスをすることができる。
He ( ) ( ) tennis.
それまでの学習がしっかり身についている人は簡単に答えられます。
逆に、身についていない人は
playsを入れてしまったりplayingを入れてしまったりするのです。
「playsですか?Heだし」
playsじゃないよ。
「じゃあ、playing」
それも違う。
「えー。わかりません」
こんな具合です。
こういう場合にとる対策は2つ。
- 即効性を求めるなら「できる=can+動詞の原形」を呪文のように植え付ける。
- 確かな学力を求めるなら、中1の範囲からやり直す。
今、学校でcanを習ってるから、それを使えばいいんだって言って、なんでもかんでもcanをつける。
学校の先生もそれをわかっているので、canを使わない文も紛れ込ませます。
丸暗記の場合はそれに対応できないので、全てにcanをつけて答えます。
それでも定期テストなら50点は取れてしまうでしょう。
習った単元ですからね。
半分くらいはその単元の内容を問題にするはずです。
それに比べて、中1の範囲から復習してる人は定期テストには間に合いません。
選択問題だけ運良く当たって20点といった具合です。
Lilyでは後者のやり方です。
定期テストでcanが出るとわかっていても、その前の文法を理解していなければそこからやり直します。
でも、想像以上に時間がかかります。
間に合えば、確かな学力がつく堅実な勉強法ですが、間に合わなければ、不合格一直線。
今、一生懸命やっていてもなかなか点数が上がらないのは、テストにでる範囲までたどり着いてないのが原因です。
たどり着くには量をこなす以外に方法はありません。
逆に言えば、量をこなしさえすれば、できるようになるのです。
ポイントになるのは、量をこなせるかどうか。
絶対量を増やすには塾以外での勉強も大事です。
保護者様にはご迷惑をおかけしますが、お付き合いお願いいたします。