東日本大震災頃からだったでしょうか。
災害が起こると慶事を自粛するという流れがある気がします。
いや、これは昔からずっとあるのでしょう。
最近はあまり見なくなった建前(家を建てるときにする儀式。上棟式、棟上げとも言う)の前に近所で火事が起きた場合は、建前をやらないか、やるとしてもひっそりとやるといったことが今でもあります。
片方が大変な目にあっているときに、もう片方が浮かれている場合ではないということでしょう。
その気持ちも分かります。
それの流れもここ1,2年で変わりつつあるように思います。
確かに被災した地域は大変だけれど、だからといって日本中全体が自粛ムードになる必要はないという意見を聞くようになりました。
被災の深刻度により意見も変わってくるでしょうけれど、私もその意見には賛成です。
自分が被災した場合でも、被災してない地域はいつもどおりの生活をしてくれていた方が良いと考えます。
皆が皆、被災地のことを心配して日本中が眠れない日を過ごしたら、その翌日は日本中みんな寝不足で疲弊してしまいますからね。
被災してない地域はいつものようにたっぷり笑ってたっぷり寝て、英気を養っていてくれた方が、いざというときに頼りになりますからね。
休めるときは休め、という考え方です。
ただ、こういう考え方をする人も増えてきたというか、その意見をちゃんと言うようになったというだけで、過半数は「自粛したほうが良い」という意見かもしれません。
でもやはり、私は自粛しなくていいと考える派です。
もしかしたら自分も被災したら自粛してほしい派に寝返るかもしれませんが、自分の性格上なかなかそうならなそうです。
世の中いろんな考え方があって、どれもすべて正解であり不正解でもありますので、全員のことを考えると結局何も言えなくなります。
でも、少しずつでも、自分の意見は言ったほうがいいかなと思って記事にしてみました。
私は自粛しなくて良い派なので、明日はまた文化祭で浮かれた記事を書くと思いますがご容赦を!