フォニックスという言葉をご存知でしょうか。
中学生の保護者様が中学生だったころ、そういった学習はしなかったでしょう。
私も記憶がありません。
でも、最近はフォニックスという言葉が飛び交っています。
wikipediaにはこう載っています。
フォニックス(英: Phonics)とは、英語において、綴り字と発音との間に規則性を明示し、
正しい読み方の学習を容易にさせる方法の一つである。英語圏の子供や外国人に英語の読み方を教える方法として用いられている。
Aは「エー」、Bは「ビー」と発音していますよね?
でも実際に単語の中に入るとそう発音しませんよね。
例えば bat。
bをビー、aをエーと発音せず、これで「バット」と言いますよね。
正確には「ト」とも発音しませんけど、カタカナ表記では限界がありますのでご了承を。
mat
hat
bat
これらの単語に共通しているのは2文字目と3文字目のatです。
これがつくことにって「アット」という発音に変わります。
最初のmとatをくっつけると「マット」
最初のhとatをくっつけると「ハット」
と言った具合に、規則性がわかれば、なんとなく発音できるようになります。
これがフォニックスと言われるものです
mouse「マウス」やhouse「ハウス」にも共通点がありますよね。
英語を習っていない人はmakeを「マケ」と読んでしまいますが、習っていればわかりますよね?メイクです。
make, take, cake……ほら規則性が見えてきたでしょう?
それが分かれば初めて見る単語も読めてしまうのです。
さあ発音してみて。
↓
bake
どうでしょう?
ベイクと読めましたか?
意味はわからなくても、こうやってなんとなく読めるようになります。
bakeの意味は焼くです。
ベイクドクッキーとか聞いたことありませんか?
そのベイクです。
こういうとき、普段から気にせずに口に入れてるとピンと来ないと思います。
お菓子を食べるとき「これがベイクドクッキーか」とか「ラングドシャっていうのね」と確認しながら食べてると知識が増えていくのですが……。
食べ物に関しては執着がないこともあり、私は覚えるのが苦手です…。
覚えてないと「この前食べたあのおいしいやつ、また食べたい」と言う羽目になり、それでは伝わりませんからね。
ちゃんと「この前食べたベイクドクッキー、また食べたい」と言わないといけません。
話はだいぶそれましたが、最近はこのフォニックスが盛んです。
たしかに、単語をバラバラに覚えるよりも、規則的なものはまとめて覚えた方が楽ですからね。
それにしても英語はややこしい。
例えばUは誰もが「ユー」と言うのに、単語の中に入ったらそう発音しないんですからね。
study, up, cut…どうでしょう?「ア」と発音してませんか?
でも、実はこういうのは日本語にもあるんですよね。
それを書こうと思って書き始めたんですけど、長くなっちゃったので、次の記事で!