かっこよく言ってみましたが、意味不明でしょう。
説明します。
宮沢賢治は知っていますか?
「注文の多い料理店」「銀河鉄道の夜」「永訣の朝」「雨ニモマケズ」
教科書で扱われることも多いこれらの作品を聞けば、ピンと来るでしょう。
歴史に名の残る作家というイメージがありますが、実はこれらの作品が世に知れ渡ったのは彼の死後です。
つまり、宮沢賢治はこれだけ素晴らしい作品を書いておきながら、それらを売って富を得ていない、逆に言えば、富を得るために書いていないということです。
友人たちが作品を見つけて、発表しなかったら世に広まってなかったでしょう。
そこが他の作家との大きな違いです。
売れるためには、大衆に合わせる必要がでてきます。
近年大ヒットした映画「君の名は」もプロデューサーがだいぶ軌道修正したようです。
漫画も漫画家一人が描くわけではなく、編集担当者にいろいろアドバイスをされながら作品を作り上げていきます。
そうやって売れる作品にしていくわけですが、宮沢賢治はそれがないのです。
売ろうとして書いているわけじゃないのですから。
自分一人で、何度も何度も加筆修正して、中には解読が難しいくらいになっている原稿もあったとか。
それでも頑張って世に出してくれた友人たちは凄いですね。
私もこのブログを書いている理由は、売るためではありません。
記事をまとめて出版する気も、集客につなげようなんていう気もさらさらないのです。
自分が気づいたことをただ綴っているだけなのです。
「日本で英語を習得するのは難しい」と感じ、その理由に気づいたら、それを書き記すといった具合です。
書き記す理由は、そうしないと忘れてしまうから。
あとで読み返して思い出せれば良いのです。
気づいたことを自由に書き記す。
そこに読者がいようがいまいが、自分が満足できる記事がかければそれでいい。
そんなスタンスです。
せっかく気づいたのですから、私はこんなこと気づきましたよ!あなたにも役に立つかもしれないから、公開しておきますよ!っていう、おせっかいなのです。
そしたら、友人Yよ。
私の死後に、私が書いた記事を世界に向けて公開してくれ。
これからもいつもどおり公開していきます(笑)