塾で勉強するのは贅沢ということがピンとこない人に向けて、もうちょっと書きます。
こういうと中学生からブーイングされそうですけれど、気にせず言っちゃいます。 勉強は娯楽です。 少なくとも塾は必需品ではありません。 その証拠に軽減税率は適用されず、10月になったら消[…]
あなたはコーヒーを飲みます。
自宅で飲むのと、スターバックスで飲むのはどちらが贅沢ですか?
もちろん、スタバで飲む方でしょう。
中身が全く同じコーヒーだとしても、スタバの方が贅沢だと感じるはずです。
それは贅沢な空間に身を置いているから。
同じお風呂でも、銭湯と旅館の露天風呂では贅沢度が違います。
時間がゆったり流れる露天風呂、贅沢ですね〜。
同じ宿題でも、家でやるのと塾でやるのでは贅沢度が違います。
贅沢な方に共通しているのは「お金がかかること」そして「空間が整っていること」です。
スタバにはコーヒーをより楽しめる空間が、露天風呂にはお風呂をより楽しめる空間が、塾には勉強に集中できる空間が整っています。
その整った空間を使用するためにお金を払います。
モノを買っているわけではないので、手元に残りません。
空間を使ったという体験が残ります。
コーヒーを飲むことも、お風呂に入ることも、宿題をすることも、すべて家でできることです。
家でできることを敢えて外でやることに、贅沢さがあるのです。
さあ、中学生の皆さん、塾を贅沢に使ってませんか?
宿題のために塾を使う……もったいないと思いませんか?
その感覚があると、塾をもっと活用するようになるでしょう。
でも、なかなかそうならないんです。
なぜなら、自分のお小遣いから塾代を出してないから。
自分が贅沢しても、それを払うのは自分ではなく親だから。
自分で稼いだお金で、自分で支払うようにならないと、このもったいないという感覚はなかなか育ちません。
中高生はためらいなくジュースをコンビニで買うでしょう。
その感覚のまま塾に通うと、通ってるだけで満足してしまいがちです。
150円払ったんだから、買ったジュースを飲まないと損だと思うように、塾もちゃんと利用しないと損だと感じてもらいたいものです。
とりあえず私は「塾のこの講座をやらないのは損」とか「この動画を見ないのは損」って思われるようなものを作り続けておきますからね!
ちゃんと頭に入れて持ち帰ってくださいね!