やる気スイッチを押すためのトーク、それがスイッチトークです。
勉強法や心構えなどを5分の動画に詰め込んで、週1ペースで公開します。
今回は二学期のLilyでの勉強の進め方についてのトークでしたが、それを作る中で名言が生まれました。
私が作った名言です。
写した板書はノートにしか残らないが、
再現した板書は頭に残る
例えば、学校を休んでしまって友だちにノートを写させてもらいますよね?
そのノート、1日後には忘れてませんか?
写した部分はノートにしか残ってなくて、頭の中には入ってないからです。
先生の板書も同じ。
ただそれを写すだけではノートにしか残りません。
記憶に残すためには再現することです。
再現できるのなら、白紙の状態でも板書と同じことが書けます。
写す作業は脳にとって省エネ作業。
負荷がかからない楽な作業です。
そんな作業をして力がつくはずがありません。
筋トレする場合、ただ腕の曲げ伸ばしをする人と、鉄アレイを持って腕の曲げ伸ばしをする人、どっちが力がつくかといったら後者でしょう?
ただの腕の曲げ伸ばしでは負荷がかかっていない楽な作業なので、力もつきません。
力をつけるにはある程度の負荷が不可欠です。
脳に負荷を書けるには「記憶と再現」です。
頭の中に残すにはこれが最適。
これが実力アップに繋がります。
でも負荷をかけるのを嫌がる中学生がたくさんいます。
そういう子がやるのが漢字と英単語の無限練習やノート写し。
勉強してるなーと思って覗いてみたら、そういうものばかりしているという場合は、その子自身、脳に負荷をかける作業を嫌がっています。
一言で言ってしまえば「勉強に向いていない」です。
その時の方法は2つ。
1つは勉強は諦めて、他の可能性を見つけること。
もう1つは勉強に向くように少しずつ変えていくこと。
その子にとって本当にどちらがいいのかは分かりません。
勉強を諦めた結果、運動や芸術で花開く可能性もあります。
でも、塾に来ているということは、少なからず勉強は諦めてませんよね?
そうなると方法は1つ。
少しずつ変えていくしかありません。
その第一歩が「塾では漢字練習をしないこと」です。
これが2学期のプチ改革に繋がっていたのです。
体育祭も終わり、日も短くなったのを実感し、いよいよ本格的な勉強季節の到来です。
実力アップの旗印を掲げたら、その目的を忘れないように、その目的を達成するための行動をしていきましょう!!