誰の血を引いているのか、1歳10ヶ月の娘はお祭り大好き。
私も妻も「見る分には良いけど、お神輿を担ぐまでは……」くらいのテンションなんですけどね。
もともとお神輿を担ぐような地区で育ってないため、思い入れがないのかもしれません。
昨日はお祭り娘のために関城ペアーノで開催されている「どすこいペア祭り」に行ってきました。
ペアと言ってもカップルのペアではなく、梨のペアだと思います。知らんけど。
だから建物もペアーノっていうのかなぁ。
明野町でいう、中央公民館みたいなところです。
敷地内にたくさんの屋台が並び、ステージでは団体のダンス、土俵ではお相撲など、あちこちでイベントをやってました。
とはいえ、私達が行ったのは午後3時くらいだったので、お相撲は終わってましたけど。
「どすこい」っていうから、お相撲だけの祭りかと思ったら、そうでもないみたいです。
夜は近くのお神輿やおはやしが集まって、どんちゃん騒ぎでした。
各地域にはいろんな会があって、それぞれがお神輿を担いだりおはやしをやったりしています。
中学校の同級生が所属しているのは粋麗会、もう一人は海征會。
こんな名前がついているグループなんですが、昨日集まっていた会でいくつかあったのが「○○保存の会」という名前。
地域のお祭を保存するための会ってことですね。
お神輿って、神様をまつるところから始まってると思うんです。
お盆にご先祖様をお墓まで迎えに行くような感じで、神様もお神輿に乗せてるんじゃないかなと勝手に考えてます。
そうだとしたら、神様をまつるためという目的が本来のお祭りのはず。
いつの間にか「保存するため」になっちゃってるんだなーと思いました。
いや、それが悪いわけではなく、少子化というか、文化の変化というか、そういうのを感じました。
私が小さい頃は「夏といえば海!プール!」という感じでしたが、最近の世間はそんなテンションじゃない気がします。
お祭りも海もプールも、ここ2,30年でだいぶ変わったんだろうなぁと感じてノルタルジーに浸っていただけです。
神様がそこに乗っていないとしても、お神輿のもとに大勢の人が集まって、わっしょいわっしょいやってるのは楽しくて良いと思いますしね。
そうやって形を変えつつも残っていくものがあるっていうのは良いことだと思います。
でも、帰りの車の中で話してたのは「明日から月曜日で、今日お神輿担いでた人たちも普通に仕事するんだろうね~、なんか大変だね~」ということでした。
こんな感覚の人が多くなってきたから、お祭りも縮小しちゃうのかも。
以上、夏休み最後の一日でした。