学習塾Lilyの通常講座の内容・方法をプチ改革します。
といっても、これは予定調和。
もともと2学期から徐々に厳しくしていくつもりでしたからね。
それは過去にも書いた通りです。
昨日の記事で、学習塾Lilyでは一学期は特に対策をしませんと書きました。 では、1年間をどんな風に捉えているのか、それを記事にしたいと思います。 4月 自由期 新学年になるこの時期から塾に来る生徒が増えます。実際に増えるのは3月か[…]
まずLilyでは入塾時にとっているアンケートの話をしなくてはなりません。
そのアンケートの主な内容は
- 塾に通う目的の確認
- 志望校に対する意志の強さの確認
- 志望校に学力が届かそうな場合に協力してもらえる内容の確認
です。
そのうち、塾に通う目的の確認では以下の4つの項目に優先順位をつけてもらいます。
「学校の予習」
「学校の復習」
「自学の延長」
「実力アップ」
お金を払って塾に通わせるわけですので「自学の延長」を最優先にする人はまずいません。
予想通り「実力アップ」が一番になります。
そう、塾に通う目的は実力アップ。
でも、自習の様子を見ていると、やっているのは
漢字練習
英単語練習
教科書写し・ノートまとめ
これでは実力アップはできないという内容の勉強をしてしまう生徒がたくさんいます。
これらは勉強というより、ただの作業です。
理由は、頭を使わないから。
何も考えずに、脳を使って疲れさせることもなく、ただだだノートが埋まっていく様を見て満足してしまう。
このパターンにおちいると、実力アップとは遠のきます。
勉強しているフリをしている分、たちが悪いのです。
親から「勉強しなさい」って言われても「してるよ!」「やったよ!」と言い返せてしまいますからね。
でも、何度も言うように、これらはあくまで作業であって、勉強ではありません。
何時間やっても勉強時間にカウントしてはいけません。
バスケ部が準備運動をいくらしたって、バスケットはうまくならないのと一緒です。
ボールを触らなきゃ、うまくなりっこないのです。
「俺たち他のどの中学よりも準備運動やったから」なんて言っても、なんの迫力もないでしょう?
こうやってみると、その台詞がいかに愚かなものかがわかるでしょう。
でも、漢字練習時間を勉強時間と考えてる生徒は、同じことを言ってるんですよ。
ということで、プチ改革の1つ目です。
自習であっても、Lilyにいる間は下記の勉強を禁止します。
- 漢字や英単語の無限練習
- 教科書まとめ・ノート写し
- 自学2ページ
- 学校の英語の予習(なんか本文を写したり単語の意味を書いたりするやつ)
理由は実力アップにつながらないからです。
あくまでこれは実力アップを目的にLilyに通っている生徒の話なので、「家では勉強0だから、せめて塾で自学をやらせたい」という場合は別です。
実力アップを目的にしながら、作業をしちゃ駄目という話です。
1,2年生で実力アップのためにLilyに通っていると答えた生徒が対象です。
さらに3年生も全員対象です。
3年生はもう「宿題が……」とか「定期テスト対策が……」なんて言っている時期ではありません。
Lilyにいる以上、全員が実力アップを目指さないといけません。
Lilyに入った当初は「学校の予習」などの目的が優先だったかもしれませんが、今の時期は強制的に実力アップを優先してもらいます。
以上がプチ改革の1つ目です。
今回は「Lilyにいる間にやってはいけない勉強」でした。
9月9日(月)の2学期開始日までに、何回かに分けてプチ改革の全貌を明かしていきたいと思います。