小学生の頃はアニメ>ニュースでした。
その当時はまだリビングルームのテレビのチャンネル争いがあった時代です。
「どうして大人はニュースを見てるんだろう。アニメの方が面白いのに」と少年清水は不思議に思っていました。
中学生・高校生はテレビをみる時間が減りました。
そもそも自由時間が減ったとのが大きかったと思います。
そして、今はもちろんアニメ<ニュースです。
アニメを流してるくらいならニュースに変えるかテレビを消します。
もちろん自分一人の時に見ていたら、です。
基本的に私はテレビ見ませんしね。
高齢者ドライバーの事故のニュースとか、米中の貿易摩擦とか、小学生の頃は一切興味がなかったのに、今はそっちのが興味があるのだから不思議ですね。
小さい頃はネギやナスを食べなかったけど、大人になってと食べるようになったらでしょうかね(笑)
最近はニュースは専(もっぱ)ら、ネットです。
テレビは映像があるのが強みですが、どうしても受け身です。
どんなニュースも30秒くらいでさっと終わってしまいます。
興味があるニュースでは物足りなく、興味のないニュースにとっては長いのです。
ネットであればタイトルだけである程度わかるし、興味があるものを選んで見られるので活用してます。
興味があるものしか見ないというのはデメリットにもなりますけれど…
ネットのニュースの好きな点に「コメントがある」というのが挙げられます。
いろんな人のいろんな視点を得られるから、自分の考えを構築していく上で参考になるのです。
この前、グアムの米軍基地について特集されていたことがありました。
沖縄の米軍基地移設の話に絡んでだったか、北朝鮮のミサイル問題で出てきたのかは忘れてしまいましたが。
そのコメントが気になったので、コメントだけとっておきました。
(どこぞの人が書いたかわかりません。また勝手に紹介してしまうことをお詫びしておきます)
グアムがアメリカのプラントということは知っていましたが、なぜアメリカのモノになったかという経緯は行くまで知りませんでした。
日本の植民地だったところを、日本がアメリカに敗戦した為に今に至るんですね。
近いし綺麗だから日本でもまだ人気があるリゾートですが、ちゃんと歴史を勉強した上で行かないといけない場所の一つかなと思っています。
これを読んで私はなるほどなと思いました。
私のように、生まれたときからグアム=アメリカの準州という状態しか知らない人にとっては、グアムはただの観光地です。
でも、なぜアメリカの準州かというと、もともとは日本が植民地としていたけれど、第二次世界大戦での敗戦を受けてアメリカに渡したということらしいです。
言われてみれば、グアムは日本の方が近いですもんね。
植民地の歴史があるということは、その地に住んでいた人にとっての日本人像も、日本人が考えているものとは異なる可能性があります。
もしかしたら「この地を植民地とした憎き日本人」という人もいるかもしれません。
そんなことをつゆ知らず、気軽に声をかけたらどうなるか……。
無知って怖いですね。
時に武器になりますが、危険もはらんでいるということです。
どこぞの誰かのニュースのコメントを読んで思ったのは
どんな国や土地であっても、そこの歴史を学んでから行かないと、取り返しのつかないことも起こりうるかもしれないということです。
実際40年近く生きてきて、歴史を知らずに痛い目にあったことなんてありません。
本当は誰かを傷つけていたのに自分で気づいてないだけかもしれませんが。
でも、たまたまそうであっただけで、もしかしたら無知が故に痛い目にあっていた可能性もあったんだなぁと思います。
高校生や大学生になると海外に行く可能性が高くなるのはもちろん、日本国内であっても、相手の地域を知ることというのは大切なんだなぁと思いました。
でもその前に、まず自分のところですよね。
これが中学生で日本史を、高校生で世界史を学ぶ理由かもしれませんね。
以上、ニュースのコメントからの雑記でした。