目標には長期と短期があります。
中学生の場合、長期の目標は高校入試合格で、短期の目標は次のテストで高得点をとることです。
学習塾Lilyではテストの前に短期目標シートを書いてもらっています。
内容は
- 志望校
- 目標点
- 目標達成できなかったときの罰
です。
時期によって内容に若干の違いがありますが、上記の3点は必ず書いてもらいます。
志望校はそうそう変わらないため、毎回書く必要はないと思いますが、それでも書いてもらうのは目的をブレさせないためです。
自分自身に言い聞かせてほしいので、毎回書いてもらっています。
目標点は各自、自分の志望校や前回のテスト等を踏まえて書いてもらいます。
目標点に達さなかったときの罰も各ご家庭で決めてもらいます。
通塾回数を増やす、宿題を出してもらう、などいろいろな例から自分に適した罰を考えてもらいます。
最近多いのは「娯楽の制限」ですね。
内容は「21時以降はスマホを親に預ける」といったスマホ制限が多いです。
でも時間は20時以降の子もいれば、22時以降の子もいて、十人十色です。
この短期目標シートに関しては基本的に私は口出ししません。
各ご家庭で決めたもの、本人も納得するものが一番だと思います。
そして、実際にこの罰を受ける生徒は結構います。
そりゃ目標はあくまで目標ですからね。
高めに設定するので、達成できないことの方が普通です。
そして、自分で罰を決めてしまってる以上、未達成だったときにそれを受けることもすんなり受け入れてくれるようです。
スマホを取り上げられなくて困っている、という保護者の方がいたら、ぜひこの方法でやってみてください。
短期目標シートにより、否が応でも次のテストの点数に目を向けさせられてしまうでしょう。
でも、そうやって逆算することが近道です。
目標のないまま勉強するのは、目隠ししたまま歩き出すのと同じこと。
ゴールまでたどり着ける確率は大きく減ってしまいます。
毎回のテストが逆算の発想を学ぶ場です。
Lilyに通っていなくても目標は立てられるはず。
次のテスト1ヶ月前に立ててみてください。
罰が厳しければ厳しいほど頑張れると思います。
短期目標シートで、その覚悟もはかれます。
自分の覚悟を具現化する意味でも、短期目標シート、おすすめです。