茨城統一テストの実施期間はまだあるため、問題冊子は回収します。
実施期間が終わり、その一週間程度後に正式な成績がわかるようになります。
でも、それでは遅いのです。
受験した本人たちも「そんなのやったっけ?」とまではいかなくても「どんな問題が出てたかすっかり忘れた」という状態でしょう。
テストは得点に一喜一憂するためのものにあらず。
ちょっと前の記事でも書きましたね。
本日の昼の部のテストが終わりました。 生徒達はテストが終わっても、迎えの時間まで勉強します。 塾の課題や学校の夏休みの宿題など、各々自分が今すべきことを考えて勉強します。  […]
そこで、Lilyではその日のうちに即採点をして、点数を出します。
仮採点と呼んでいます。
正式な採点結果とはずれも少々ありますが、大きくずれることはないため仮採点でも十分です。
そして、その仮採点の結果を全員に教えるわけではありません。
条件が2つあります。
- 短期目標シートをきちんと提出してあること
- 仮採点結果が目標点に達していなかった場合、すぐに罰を受けること
これらの条件をのんでくれる場合のみ開示しますよと一斉LINEを送信しました。
生徒本人に「目標未達時の罰を受ける覚悟があるか」を確認した上でご連絡ください、としました。
例えば、目標未達時の罰が「21時以降スマホを親に預ける」だった場合、正式な発表を待てば9月10日頃まではその罰を受けなくていいことになります。
しかし仮採点結果を聞いてしまうと、その日から21時以降のスマホ利用が制限されてしまうわけです。
そこで、手応えがなかった生徒は仮採点結果は知らせなくていい、となるのです。
でも、成績を上げたいのであれば、罰を恐れず結果を聞くべきです。
それに、努力した自覚があれば、結果は気になるものです。
仮採点の結果を教えましょうかという一斉LINEに1年生のR君が反応してくれました。
正確にはR君のお母様ですね。
超ムズかった!!と撃沈してました。○○はまだ知りたくないとゴネてますがどのみちわかる事なので仮結果をお願いします。
こういう場合でも望まれた以上、送ります。
ピコーン!
ダダダダダッ!
おそらく、R君の家ではそんな音が鳴り響いていたでしょう。
受信と同時に携帯を○○に持ってかれました。
目標点を超えてるので安心して喜んでました。
理科と社会は毎回小テストを頑張ってるので高点数ですね。
というLINEが来ました。
この姿を想像すると、ほっこりしますね。
(´∀`*)ウフフ
R君、小テストランキングで1位をとっただけあって、理科と社会の点数が良かったのです。
ちゃんと結果に繋がってよかったね!(^^)
次のテストの目標点は、今回自分が取った得点より10点高く設定しましょうね!
そうやって毎回10点ずつ上げていけば、いつの間にかものすごいところに行けるはずですから。