歴史を流れで理解する講座を夏期講習中に多くの生徒に受けてもらいました。
1周目は全時代をさらっと流して、
2周目は1周目より掘り下げて、
3周目はもっと掘り下げて…
と、何度も繰り返す講座です。
チェックポイントとして小テストがあります。
理解した気になって、定着しないまま終わるのを避けるためです。
期間を空けて、ふいに小テストを出すと、みんな怯えます。
やべー、もう忘れてる……
今、テストされたらまずい……
そんな声が漏れてきます。
そんな中、一人違う行動をしたのが2年生のT君。
彼は自ら進んで「この前の小テストください!」と言ってきたのです。
結局、7問中2問をミスしました。
その後のT君はというと……
想像通り、間違えた時代の勉強をやり直してました。
小テストください → 間違えた時代のやり直し
という流れは誰でも予想できますよね。
つまり「小テストください」の一言で、
この子は自学できる子だ
ということがわかるわけです。
「小テストください」 → 「できなかった。あはは」
っていうのは、まずないんです。不思議なことに。
小テストを欲しがる子はその後の解き直しもセットになってるんです。
こういう勉強をする子は、このままで大丈夫。
あとはペース配分だけ見てあげればOKです。
やはり賢い子は勉強スタイルもスマートです。
他の皆も、ライバルの良い部分を盗みましょう!