他の塾のブログを読む。
Lilyのブログを読む。
うむ。
何かが違う。
違和感がある。
ふとした瞬間に、この正体が明らかになった。
自分の中でだけどね。
塾のブログを書く理由は一般的に「集客目的」なんだね。
基本的には外部に向けて「うちの塾はこんな塾です」というのをアピールする。
それは塾自体のこともあるし、塾長だったり塾講師だったりと人間のアピールのときもある。
でも人間を書くときも「こういう人間がいる塾です」っていうアピールになるから、結局は「塾のアピール」ということになる。
アピールする理由はただ一つ。
集客だ。
なるほど。
そう言われてみればそうかも。
Lilyのブログにも「Lilyはこんな塾」というアピール記事が結構でてくる。
そして、塾のブログを読む人は、塾の様子を知りたいわけだ。
であれば「どんな人間が教えているか」という記事は結構参考になると思う。
でも、それはあくまでその人間(講師)の人間性を見極めるためであって、その人間に興味があるわけではない。
だから、一講師の「今日はハンバーグ食べました」なんていう記事は一切興味がない。
ふむ。
たしかにそうだ。
例えば、アイドルがいて、そのファンがアイドルのブログを見るのであれば「今日はハンバーグでした」という記事は満足できるものだと思う。
ファンだからね。
好きなアイドルの動向を知ることができるのであればどんな情報だってありがたいと思う。
でも、一講師の日常は全くと言っていいほど必要ない。
うむ。
たしかに。
「塾」で検索してるのに、その先で見たブログが「ただの中年のおっさんの独り言」だったら、興味がわかないどころか、殺意がわくかもしれない。
時間を無駄にしちゃってる分ね。
集客どころか、評判を落とす行為に他ならない。
だから、塾は「塾で検索してきた読者が満足するような記事」を書くんだね。
塾内の様子とか、入試の情報とか、勉強法とか、とにかく勉強に関わることを書く。
ここがうまくマッチすると、その塾自体を気に入ってもらえ、集客にもつながる。
うむ。
たしかに。
そういう視点で周りの塾のブログを見てみると、ほんとにそんな感じに見えてくる。
ちゃんと読者を意識してる。
自分の塾のブログをどんな人が読んでるかをわかってる。
そこで、だ。
Lilyのブログを見てみよう。
なんだこれは!
意味がわからない。
大丈夫か…?
いくらフリートークとはいえ、読者無視のフリーダムすぎる内容。
これは集客どころか、客離れが起きても不思議ではないレベル。
ううむ。
ここでちょっと考えてみる。
そもそも、私は何のためにブログを書いているのか。
誰に向けて書いているのか。
そして、出した答え。
「自分のために書いている」
たしかに。
言われてみればそうだ。
集客を全く考えず、自分に向けて書いているのなら、ネット上で公開する必要はない。
じゃあ、なぜ続けてる?
ふむ。
そうかもしれない。
「私はこんな変なことを考えてるんですよ」
「へー面白い。じゃ、お友達になって、今度こんな話をしましょう」
そんなことを期待してるのかもしれない。
……。
いや、ないな。
友達、いらないし。
ううむ。
違和感の正体に気づいたけれど、結局、自分の心の中の謎は謎のまま。
Lilyブログを辞めるか、記事を選んで公開したほうが良いのかもしれない。
でも、たぶん、どちらもしない。
このままこのスタイルで行く。
深く考えてない。
考えても答えが出ないし。
とりあえず、違和感の正体がわかっただけでも良しとしよう。
記事は思いつたときに書くんだけど、書く時間がないときはタイトルと数行だけ書いておく。
そのストックが結構あるんだけど、見てみると…
「犯罪者と銃」
「TDRが全国にCMを流す理由」
「失恋の切り口」
このタイトルを見て、塾のブログと思う人はいないね。
タイトルだけだと自分でも何を書こうと思ってそのタイトルにしたのか思い出せないから、数行だけ書いておくようにしたんだけど、それは正解だった。
一応、上の3つも書こうとした内容を思い出せた。
相変わらずこんな感じで読者無視のブログだけど、私自身が面白いと思うので続けます。
塾のブログを期待してた人、ごめんなさい。
「こういう内容を期待してた」というのを教えて貰えれば、私が知っている「ためになる他塾様のブログ」をおすすめします。
今日の記事はさすがに公開しないほうがいいかなぁ。
と思ったけど、ここまで書いたので公開!
深く考えないでいこう。