キラキラ

一風変わった名前は鎌倉時代からあるらしいのですが、2010年代にはキラキラネームと呼ばれるようになりました。その言葉自体もう聞き慣れてしまって、特に驚かなくなりました。生徒達の名前を見渡すとフリガナがないと読めない名前に遭遇することが多くなりました。

 

このキラキラネーム、賛否両論ありますよね。まぁ、それももっともだと思いますけれど。私はというと、特に気にしない派です。読めないと言っても最初だけで、読み方を聞けばわかりますし。そもそも当て字が駄目というルールがあるわけでもありませんし。ルールを破っての名付けなら駄目ですけれど、ルールがないのに駄目っていうのもどうなんだろうかと思います。

 

これを言うと「じゃあ、ルールにないことは何やってもいいのか」という議論になっちゃいますけれどね。

 

その議論になったときは「ルールにないことは何をやってもいいんじゃないの?なんで駄目なの?」と言い返します。法というルールによって律された法治国家である以上、法で禁止されてなければいいはず。もし駄目だというなら、そういう法律を作らないといけないわけです。

 

そうは言っても、暗黙の了解のような、明確な法がないけれどやってはいけないルールみたいなのはありますよね。それぞれの地域にも、学校のクラスの中にもあるはずです。それを守らない人は叩かれます。

 

新しい価値観というのはそういうグレーゾーンから生まれますよね。

 

例えば小学生のランドセル、男の子は黒で女の子は赤でなくてはいけないというルールはないのに、今までずっと皆そうだったからという理由で男は黒、女は赤となっていました。それがいつか「そんな暗黙のルールなんて知らない。自分が好きな色のランドセルを使う」っていう人が出てきたとき、その人は叩かれたでしょうが、中には応援してくれる人もいたはずです。そしていつの間にか「好きな色」が支持されて、今では各々好きな色のランドセルを背負っている。

 

ランドセルの例は作り話なので、本当のところはわかりませんが、こんな風に今までと一風変わった人が周りに叩かれながらも出てくることによって、新しい価値観が生まれてくるわけです。

 

それを叩くのは、懐古主義者ですね。「昔は良かった」と今を批判する人です。自分の頭の中にない新しい価値観は受け入れられないのです。「運動中、苦しくても水は飲まずに耐えることが大切だ」みたいな根性論を言う感じですね。そういう人はなかなか新しい価値観を受け入れられないようです。

 

私の周りに、子に「虎之助」と名付けた人がいました。その話を聞いた私の両親は「虎之助なんて、初めて聞いたときはびっくりした」と言っていました。私は「なんで??虎ノ助いいじゃん?」と言うと「だって、虎なんて普通つけないだろう」と返ってきました。

 

それを聞いた私はすかさず「なんで虎は駄目なの??龍之介とか竜太郎とか、龍(竜)がいるのに」と再び聞くと「龍(竜)はいいけど、虎はなぁ……」と。

 

結局、虎が駄目な理由がよくわかりません。たぶん、龍(竜)という名前は今まで使われていたから馴染みがあるだけなんだと思います。これくらいの理由で虎を退けてしまうわけです。

 

よくよく考えてみれば、いつの時代も新しい名前は生まれていますよね。私の祖父母の時代は名前に漢数字がよく使われていたり、女性は二文字のひらがなが多かったりします。それが私の両親の時代になると○男、○子がいっぱいいます。私の時代は○也、○美が多い気がします。

 

こんな感じで、時代とともに名前の流行も変わっていくわけで、その流行が今は当て字で読みにくいというだけであって、大して騒ぐことでもないんじゃないかなぁと思います。今やスポーツのメダリスト達にも結構いますしね。そのうち、キラキラネームに驚いていることが驚かれるようになると思います。

 

世の中私のような人間ばかりだったら、流行はもっと早く変わっていきそうですね。懐古主義者のように「古き良きを変えてはいけない」という人達もバランスを取る上では必要なんだと思います。

 

ちなみに、2018年の人気の名前は男の子が「連」「陽翔」「陽太」、女の子が「陽葵」「芽依」「莉子」だそうです。2019年の5月になると「令」「令和」「令志」、「令菜」「令和」「令奈」だそうな。なんとなく読めますね。



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