期末テスト1週間前にはワークを1周終わらるという話をしてきましたが、実際はどうでしょうか。保護者様にご協力をお願いして、アンケートをとってみました。
ワークは以下のやり方をするように伝えてあります。
- 1周目はとりあえず全問解く(分からなければすぐ解答解説を見る。答えの丸写しでもいい)
- 2周目は解答を見ずに、自力で全問解く(できなかった問題に必ず印をつける)
- 3周目は2周目で印をつけた問題を解く
- 4周目は適当に選んだ問題を解く(ページを開いて最初に目に入った問題を解く等)
期末テストまでにワークを3周(できる人は4周)しましょうと伝えました。
1周目は期末テスト1週間前まで。
2周目は期末テスト3日前まで。
そして、直前まで3周目・4周目をする。
今回は定期テスト1週間前でしたので、1周目が終わっているかどうかのアンケートでした。
内容はともかく、1周目が終わっていたら100%とします。
例えば、全ての教科で1周終わっていれば100%です。英語だけ全然やっていないけれど、他は全部終わったという場合は全体で80%です。全体的にあと少しずつ残っているという場合も80%です。
「だいたいの感覚で結構ですので、生徒さんの自己申告だけを信じることなく、ワークに目を通して確認してみてください」と伝え、回答してもらいました。
6月13日23時45分現在までに、17名(24人中)の回答が寄せられました。回答順に記載します。
中3男 80%
中1女 80%
中2男 60%
中3男 60~70%
中3男 20%
中2女 75%
中3男 40%
中3女 80%
中2女 70~75%
中3男 再確認中→60%
中2女 90%
中3男 60%
中3男 90%中3女 70%
中1男 100%
中1男 30%
中学生の皆さんは「言われるだけではできない」という姿を露呈してしまいました。大人の目で進捗確認をしないといけないということを物語っています。
おそらく今までも
「ワーク終わったの?」
「だいたい終わってるよ、あとちょっと」
なんていうやりとりがお家であったと思います。そして、それを親がチェックすることもなかったでしょう。中学生は親に干渉されるのを嫌がりますからね。
嫌がるのはちゃんとやってないから、そこを指摘されるとわかっているからという理由が大きいでしょう。ちゃんとやっている子であれば、堂々と見せられるはずですからね。
毎回のようにワーク提出の課題に追われている中学生を見ているので、保護者様に直接確認してもらったのです。やって良かったと思います。
もちろん、生徒に勉強をさせられていないことに反省しなくてはいけないのは私も同じです。成績向上、特に定期テスト得点アップにはワークの問題演習が欠かせません。でも、言うだけではなかなか生徒は動いてくれません。今後どうやってやらせるか……私の宿題が増えてしまいました。私も頑張って終わらせたいと思います。