学習塾Lilyの場合、月末に翌月分の受講料をいただくことになっています。6月末は7月分の受講料ということですね。しかし、それだけでないのが6月です。
7月末から夏休み!ということは夏期講習!つまり夏期講習代も6月末に請求させていただくことになります。
1,2年生は通常の受講料2ヶ月分になります。3年生は夏期講習代だけで3万円を超えます。通常の受講料と合わせると5万円オーバー。ひええ……。私はそれを受け取る立場ですが、その金額には少々おののきます。それでもきっちり請求させていただきますけれど。
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その分、夏期講習にかける思いは強いのです。夏期講習であれもやりたい、これもやりたいと、やりたいことだらけです。実際にそれをやるのは生徒達ですので、正確には「やらせたい」ですけれど。
これをやったら、1年生からの復習もばっちりだし、伸びるぞ〜っていうプログラムを用意しているので、夏期講習が楽しみなんです。
でも、本音を言えば、そのプログラムは今すぐにでもやらせたい……。
「これをやれば伸びる!」と思っているプログラムですから、当然すぐにやらせたくなるわけです。でも今は駄目です。夏期講習までもったいぶっているわけではありませんよ。一番の理由は……
皆、目の前の勉強に追われ過ぎているから、です。
明日のワーク提出に躍起になっている生徒に、これまでの総復習をする時間なんてないのです。小テストをやって穴を見つけても、それを埋める時間すらないのが現状です。
今は6月。部活の総体が目前に迫っています。同時期に1学期期末テストも足音を立てずにやってきます。そんな中学生に、これまでの総復習を!なんていうのは愚策に思えるのです。
学校でも授業があり、既習範囲はどんどん広がっていきます。伴って、ワークなどでの問題演習の範囲も広がっていくので、それをこなすのがやっとなのです。
だから、学校の授業が一旦止まる夏休みがチャンスなのです。進まないのだから、いくら振り返っても問題ありません。ここで振り返らずしていつ振り返るってなもんです。だからその時期に、温めておいたプログラムをぶつけるのです。どんな化学変化を起こすかが楽しみです。
今日は朝6時半にはまだ布団の中にいたので、その時間には塾にいませんでしたが、それでも7時30分には塾でせっせとプログラムづくりをしています。お昼に帰って、娘と一緒に昼寝して、また塾に行ってせっせとプログラムづくりです。
はたから見たら、大変そうに見えるんでしょうね。この仕事のスタイルを強制されていたとしたら、とんでもないブラック企業ですよね(笑)
でも、私はわくわくしながらやっています。もっとこうした方が良いんじゃないか、ああした方が良いんじゃないかと、頭の中でリトル清水達が活発な議論をして賑やかです。
職人気質なところがあるので、妥協をしたくないんですよね。一つの作品として仕上げる感じです。
そんな仕事はまだまだ山積しています。明日も明後日も、やることは決まっています。今日はどこまで進められるかな!と、わくわくとともに目覚める毎日です。そのうち「やばい!このままじゃ終わらない!」という焦燥感に駆られるかもしれませんが……。それさえも楽しんでしまう私ですので、大丈夫でしょう。
今日も早く寝て、明日に備えます!おやすみなさい。