思考から全てが始まる

人を3タイプに分けて考えます。

A.とりあえず動くタイプ
B.指示を仰いだり、戦略を練ってから行動するタイプ
C.指示を仰ぎ、その指示を全うするタイプ

 

3つのタイプの違いがわかりやすいように、同じシチュエーションに3人を放り込みます。

そのシチュエーションとは「期末テスト2週間前、テストの範囲表が配られた」です。

 

そのとき、とりあえず動くA君は、手に取るものなりふりかまわず解いていきます。学校のワーク、宿題プリント、塾のテキストなどなど目に入ったものを片っ端から解いていきます。

 

戦略家のB君は、学校の先生、塾の講師、先輩、兄姉など、有益な情報を持っていそうな人に「何をしたらいい?」と聞き、2週間の計画を立てます。このとき、情報提供者の言葉を鵜呑みにせず、自分でもきちんと考えます。そして、その後計画を実行します。今回は「テストで400点をとるために、ワークを最低3周する」という戦略になりました。

 

純粋なC君は、師匠(B君でいう情報提供者)から情報をもらったら、それを疑わずに実行します。今回は「ワークを3回解いたほうがいい」と言われたので、ワークを手に取りました。

 

さて、この中で一番良い結果が出せるのは誰でしょうか。

 

 

答えは、全員です。

 

なんだよーと思うかもしれませんが、期末テストなんてそんなものです。行動こそ正義です。A君もB君もC君もいずれの道を通ろうと、結局は問題を解くという行動を起こしています。これをしっかりできる人であれば、定期テストは高得点が取れるようにできているのです。

 

テストで点数がとれないと嘆いている人の勉強量を見てみてください。ワークを1周するのがやっと、課題を提出するのがやっと、という状態でテストを受けているはずです。「3周したから、どんな問題があったかある程度覚えているよ」なんてことはないでしょう。それを言えるのであれば、少なくとも350点は超えられます。

 

 

今のは期末テストという限られた範囲のシチュエーションでしたが、これが高校入試となるとちょっと話は変わってきます。

 

高校入試対策であれば、おそらく戦略家のB君が一番伸びるでしょう。

 

そのB君に勝てる可能性があるとしたら、良い師匠を持った純粋なC君です。C君は師匠次第でどちらにも転ぶので、危ういですが、はまれば化けます。

 

A君は残念ながら、徐々に引き離されてしまうでしょう。逆転するとしたら、B君C君の2倍くらいの量をこなすことですね。学校のワーク、宿題プリント、塾のテキスト、もう解いてない問題はないというくらいがむしゃらに解くならA君にも分があります。

 

そして、もう一つ。

やりながら反省することができればA君は強いです。猪突猛進ではなく、一度立ち止まって考えて「あれ?このやり方でやってたけど成績が上がってないな」と方向転換できる器用さがあればA君も他の2人に負けません。

 

自分のやり方に疑問を持たず、ただただ勉強時間だけを誇っていたら、他の2人には勝てません。

 

 

結局は「実行力」と「考える力」が必要なのです。

 

C君は自分では考えていませんが、そのかわり師匠が考えてくれてるので大丈夫です。師匠がいなくなったら大変ですけど、いるうちは安泰です。

 

A君、B君、C君、全員の未来は明るいです。

「実行力」と「考える力」があるからです。

 

では、中学生の皆さんはどうでしょうか。

 

皆さんはなぜ今そのワークを解いていますか?

この問いにどう答えるかでわかります。

 

「課題だから」
「やらないと怒られるから」

こんな回答は論外。

 

「テストに出るから」

本当にそう思って解いてますか〜?そう思ってるなら答えを丸写しして満足しないはず。テストに出るとわかっているなら、もっとちゃんとやっているはずです。

 

ちょっと話題を変えましょう。

 

例えば、薬局への買い物について行ったとします。そのとき、あなたが健康であれば「特に買うものもないし、コンビニより安く売ってるアイスやお菓子でも買ってもらおう」くらいに考える程度ですよね。「せっかく薬局に着たのだから、今後具合が悪くなったときのために風邪薬を買っておこう」なんて考えませんよね。

 

でも、頭痛がひどい時なら、薬コーナーに行って、どれが良いかと選ぶでしょう。そして、あなたはある頭痛薬を手に取りました。そこで質問です。

 

あなたはなぜその頭痛薬を手に取りましたか?

さぁ、どうでしょう、答えられますか?

「パッケージを見て効きそうだと思ったから」
「店員さんにすすめられたから」
「うちではいつもその薬だから」
「他よりも値段が高い分、効きそうな気がしたから」

 

日常の何気ない仕草にも、判断基準があるんです。普段は意識してないだけです。

 

ちょっとそこに意識を傾けてみてください。

それが考える力を育むきっかけになります。

 

 

では、この判断基準を意識して、再びワークに戻りましょう。

 

あなたがワークをやるという判断を下した、その判断基準は何でしたか?

 

ここでもなお先程と同じような回答になってしまうのであれば、きっと考えるということに向いてません。

 

もし、面接で「あなたは定期テストの前にワークをたくさん解いていたそうですね。それはなぜですか?」と聞かれたら、「課題で、やらなければいけなかったからです」と答えますか?

 

面接に限らず、相手がきちんと自分の考えを持っているかどうかというのは、ちょっと話をすればすぐに分かります。

 

考えていない人に対して、社会はシビアですよ〜。

あと、考えていたとしても、考えているだけで実行しない人にも、社会は厳しいです。

 

期末テストは考える力なんていらないので、ガンガン問題を解いた人の勝ち。でも、高校入試はそこにプラスして考える力がある人の勝ちです。

 

思考に気をつけなさい、
それはいつか言葉になるから。

言葉に気をつけなさい、
それはいつか行動になるから。

行動に気をつけなさい、
それはいつか習慣になるから。

習慣に気をつけなさい、
それはいつか性格になるから。

性格に気をつけなさい、
それはいつか運命になるから。

これはマザー・テレサの言葉です。それを、言い換えると

思考を変えれば、言葉が変わる。

言葉が変われば、行動が変わる。

行動が変われば、習慣が変わる。

習慣が変われば、性格が変わる。

性格が変われば、運命が変わる。

となりますね。
運命を変える最初の一歩は頭の中にあるということです。
最後に、もう一度聞きます。
なぜあなたはワークを解くのですか?


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