事故のない世界を想像する

車の事故のニュースが多い今、事故のない世界を考えてみました。

 

事故をなくすには人力よりもAIの方が良いと思います。つまり、自動運転車ばかりにすることです。完成すればおそらく今よりも格段に事故は減るでしょう。

 

しかし、実現までに障害が多いのも事実です。人間は未来を予測しながら運転できますが、AIはカメラに写っているものの動きを計算することしかできません。カメラに子どもが写っていれば、その子どもの動きを予測して車の速度を落とせるかもしれませんが、見えないところから子どもが飛び出してくるかもしれないという思考は難しいでしょう。

 

自動車が走る道と歩行者の道を完全に分けることができれば、事故は格段に減ります。しかし、限られたスペースで今更分けることは難しいでしょう。理想は「自動車レーン」「自転車レーン」「歩行者レーン」が完全に独立していることですが、そんなスペースがありません。

 

さらに言えば、歩行者レーンを作ったところで、歩行者がほとんどいない田舎では、そもそもそのレーンを作る意味があるのかという議論がされるでしょう。ほとんど使用しないのにレーンを設けるなんてコストパフォーマンスが悪すぎるのです。

 

現在のように一つの道路があって、そこを車も自転車も歩行者もお互い気をつけながら一緒に使うというのが現実的です。ときに車道なり、ときに歩道になり、ときに子どもの遊び場にもなるというワイルドカード的な使い方ができる現在の道路は、コストパフォーマンスが良いと言えるでしょう。(良い子は道路で遊んじゃ駄目ですよ)

 

コスパは良くても、事故は起きやすいですよね。同じ空間を共有するのですから。事故をなくすことに照準を絞るなら、同じ平面上に車道と歩道を作っちゃ駄目です、必ず交差するところができてしまいますから。

 

首都高速のような、立体の道路を作ってそこを自動車か歩行者のどちらかの専用道路にすればいいのです。今ある道路の上に道路を作って、そこを歩道としましょうか。でも、田舎の道路を想像してみると……。その歩道を歩く人なんていませんよね。そもそも田舎では道路は歩かないんですから。ちょっとそこまででも車を使っちゃいますし。

 

使わないのに、道路を2重にするなんてできません。そうなると、車を空に飛ばすか、歩行者を空に飛ばすか。この空に飛ばすという発想は渋滞にはまったとき、誰もがたどりつくものだと思います。そしてそれを実現しようと躍起になっている人たちもきっといることでしょう。

 

車が空を飛べば、渋滞も緩和できるし、人との接触も減るはず。車が空を飛ぶのはとても良いアイデアで、未来は空飛車が飛び交ってる。そう思ってしまいますが、イーロン・マスクは車を飛ばすのではなく、地下にトンネルを掘ってそこに車を入れようとしています。

 

それはなぜか。イーロン・マスクは次のようなことを言っています。

空を飛べる車には問題があって、非常にうるさく、大きな風を起こします。何かがすぐ頭の上を飛んでいる、たくさんの空飛ぶ車がそこら中を飛び回っているのはあまり心安らぐ状況ではありません。「今日はすがすがしいな」とは思わないでしょう。むしろ「ホイールキャップはちゃんとはまっているかな」「落ちてきて首をはねられやしないかしら」などと心配になるでしょう。

 

確かに、たくさんの車が空を飛んでいたら、その下どころか、その付近を歩きたくありませんよね。うるさいし、落ちてこないかと気が気ではないだろうし。

 

そして、上にはそんなに高くへは行けないけれど、下にはどこまでも行ける。確かに地上100階建てのビルより地下100回の方が安全な気がします。掘るのは大変でしょうけれど……。そして、渋滞を解消するのにトンネル1本で駄目なら2本3本と作れるし、そこまで深いと地上に影響はほとんどないということです。たしかに地下鉄が通ってたって、地上ではそんなのわかりませんよね。

 

未来の交通をリアルに考えてる人というのは、こんな風に考えてるんだなぁと思いました。

 

地下トンネルを車が走り、地上は歩行者だけ。自転車も地上に入れてあげましょうか。歩行者と自転車だけなら、今ある道路でも白線で区切るだけで大丈夫そうです。同じ平面上なので、交差するところは必ずできてしまいますが、車とぶつかるよりは怪我の程度もだいぶ抑えられるでしょう。

 

問題なのは、トンネルが完成するまでの費用と時間です。令和生まれの子だって、完成を目にすることはできないかもしれません。

 

未来の交通事情は下記の4つのうちのどれか。

  1. 道路は今あるものを利用して、完全自動運転車ばかりになる
  2. 今ある道路は歩行者と自転車専用で、車は空を飛ぶ
  3. 今ある道路は歩行者と自転車専用で、車は地中を走る
  4. その他

 

どんな未来になるのか2019年現在ではわかりません。

現時点の設備のままで事故をなくすには、ひとりひとりの意識を高くするしか方法はなさそうですね。



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