免許返納

ここ最近、車の事故のニュースが多く心を痛めるばかりです。

 

東京では3日間で1200人が免許返納したという記事を目にしました。お年寄りが自らの意志で返納するというのはとてもすごいと思います。

 

ただ、そのニュースを見て思ったのが「東京だからできるんだよなぁ」ということです。東京と田舎では車への依存度が大きく異なります。田舎では車がないと生活できないのです。

 

逆に、車がなくても今までと同じくらいの生活ができるのなら、免許返納は増えるはずです。では、そのためにはどれだけの設備やお金がかかるか考えてみましょう。

 

まずすぐに思いつくのがバスですね。バスを頻繁に走らせましょう。山手線の電車くらいの間隔とはかなくても、10分に1本あれば良いでしょう。しかし、バス停まで遠いと意味がありません。網の目を縫うようにバスを運行させる必要がでてきます。10分に1本で、そんなルートは現実的に難しそうです。

 

次はタクシーです。タクシーが東京並に走っていれば便利なはずです。しかし、田舎の広い道路に東京並のタクシーの割合を求めてしまうと、田舎の半分くらいの人がタクシー運転手にならないとダメそうです。

 

では、タクシーを呼ぶシステムにしましょう。現状は田舎のタクシーはこのシステムですよね。でも、これも今、他にも車を使う人がたくさんいるから成り立っているだけです。お年寄り全員がタクシーを呼んだら、すぐにタクシーが底をついてしまいます。結果、1時間待ちとか、前日からの予約制とかになってしまい、今の自家用車の利便性に比べ大きく劣ってしまうので、この退化は受け入れられないでしょう。

 

また、タクシーの場合、タクシー代もかかるので、お年寄りがお金を持っていないといけません。タクシー代をぽんぽん払えるお年寄りがどれくらいいるかが謎です。よって、タクシー社会も駄目。

 

それなら逆に、車を使って移動してお店に行くのではなく、お店から来てもらいましょう。これまたもうありますよね。コープなんかがいい例です。セブンイレブンも過疎地域に商品を積んだお店トラックを走らせるというニュースを見ました。これはある程度使えますが「長靴が欲しい」とか「畑仕事用のくわが欲しい」なんていうマイナーな声には対応できません。

 

そういう場合はAmazonで購入して、配達してもらいましょう。ネットの力を借りれば、田舎であっても不利になることはありません。販売車両とネット通販を使いこなせば田舎でも大丈夫そうです。ウィンドウショッピングはできませんけれど、そこは諦めましょう。

 

映画に行きたい?それならホームシアターセットを整えて、映画をダウンロードして自宅で見てください。

 

映画ならそれができるものの「海浜公園にネモフィラを見に行きたい」とか「友だちと食事に行きたい」といった、体験型のイベントにはどうしても車が必要になります。さすがに「VRで行った気分に」なんてできませんよね、きっと。

 

やはり田舎にはまだまだ車が必要です。車があれば孫の塾の送迎もできますしね。

 

お年寄りに「もう年なんだから免許返納して」と言うのは簡単ですが、代替案(だいたいあん)を出さなくてはお年寄りだってすんなり要求に応じることはできないでしょう。でも、代替案を出せる人はいないでしょう。パッと浮かぶ案のうち現実的なものはないんですから。結局お年寄りの自主性を祈るばかりになってしまいます。

 

ドライバー自身が、自身の腕を過信せず細心の注意を払うこと以外、解決案はなさそうです。





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