責任の所存 親編

三権分立も三位一体も本来の意味とは違いますが、ちょうど良い言葉なので使わせてもらいます。

成績向上のための三位一体

まず中学生の勉強の土台は学校であるという前提があります。そこからさらに成績向上を目指すときの話です。

 

成績を向上させる場所として、おそらく大半の学生が「塾」を挙げるでしょう。でも、塾だけでは足りません。確かに成績向上のきっかけになるかもしれませんが、最大要因にはなりません。なぜなら学力向上の最大要因は「本人による反復練習」だからです。

 

本人による反復練習ができるのであれば、学校とそれだけで十分です。塾に通う必要はありません。それができないから塾の門を叩くわけです。よって、塾は「反復練習をさせられるか」がポイントです。わかりやすい授業をして勉強を楽しく感じさせるのも、すべてはこの「本人に反復練習させる」ためと言って良いでしょう。

 

そんなわけで塾が必要になることが多いわけですが、他にも必要なものがあります。それが家庭の協力です。本人と塾、そこに親の力が加わると成績向上の確率がほぼ100%になります。

 

本人・塾・親が三位一体となれば学力向上しないはずがありません。

 

これが学習塾Lilyが考える三位一体です。そして次に三権分立してそれぞれの役割を全うすることが大切だと考えます。

 

権利という言葉には責任がついてきます。例えば「公園で自由に遊ぶ権利」があったとしましょう。それを行使して遊ぶのはかまいませんが、そこで怪我をしたときの責任も自分にあるということです。

 

「勉強しない権利」を使うなら「不合格の責任」をとらないといけません。

 

ここで、権利と責任の所存を明確にしたいと思います。

 

1.本人
勉強をする権利を持っています。結果がでないときは本人のせいです。

 

2.塾
生徒に勉強を教える権利を持っています。テストでわからない問題があった場合や生徒が解けなかった場合は塾のせいです。

 

3.親
子どもに勉強をさせる権利と子どもの生活をコントロールする権利を持っています。子どもが勉強時間を確保してない場合や、子どもの睡眠時間が足りていない場合は親のせいです。

 

では詳しく説明していきましょう。長くなるので、今回は「親」だけです。

親の責任

親は子どもに勉強を教える必要はありません。しかし「勉強時間を確保させる」という大きな役割があります。あくまで時間の確保です。その時間に勉強をするかしないかは本人次第なので、時間の確保さえしてあげれば親の責任は果たしたと言って良いです。

 

勉強時間の確保を具体的に言うと「スマホやゲームやテレビや漫画(以後、まとめて娯楽といいます)の時間を制限する」ということです。娯楽と勉強はお互い時間を奪い合うので、どちらかしかできません。このとき勉強時間を残すために娯楽を制限することが大切ですが、残念ながら中学生ではそれがまだできません。

 

仮にスマホを与えて好きなだけやらせてみて、ちゃんと自分で制限時間などのルールを決めて管理できる子であれば大丈夫です。しかし「そろそろスマホをやめなさい。もう寝なさい」と注意される子はまだ自分で管理できないということです。

 

自分で管理できない子に対して、きちんと制限してあげるのが親の役目です。スマホを与える権利と引き換えに、上手に使えていない場合は取り上げる責任があります。

 

5歳の子に包丁を持たせても構いませんが、危ないと思ったら即取り上げますよね?道具はきちんと使えるようになってからでないと与えてはいけないのです。もし与えてしまった場合でも、取り上げないといけません。

 

子どもがスマホを使いこなせるか、その見極めをするのが親です

 

娯楽の制限は、睡眠時間の確保にも繋がります。

 

もし、学校や塾で生徒が居眠りしていた場合、それも親のせいだと思ってください。塾の前に仮眠をとらせたり、夜24時には必ず眠らせるなど、睡眠をコントロールしなければならないのです。

 

中学生になると親の干渉を嫌うようになるので、寝る時間まで口を出すのは大変だと思います。24時には親も眠いですし。だからといって「早く寝なさい」と言うだけで「言ったんだから、その後寝ないのは本人のせい」と言ってはいけません。ちゃんと眠らせるまでが仕事です。

 

もし言うだけで良いのなら、塾講師が生徒に「このテキスト、全部解いておけよ」と言うだけで良いことになってしまいます。「言うだけ言ったんだから、その後やらないのは本人のせい」という塾講師の主張をすんなり受け入れられる人はいないでしょう。

 

寝床にスマホや漫画があると、親が寝た後にも必ずそれらを触ってしまうのが中学生です。下手したら「親が寝てからが娯楽の時間」なんていって午前3時くらいに寝る生活になっているかもしれません。

 

  1. スマホは寝る部屋に持ち込ませない
  2. 寝るときは電気を必ず消す

 

これらのルールを決めて徹底するだけででも、睡眠時間はだいぶ違います。この2つのルールのもとでは、できることは布団に入っての空想くらいしかありませんからね。

 

以上を踏まえ「生徒が学校や塾で居眠りしてしまう」という現象が起きたら、それは親が「私の責任だ」と受け止めていただきたいと思います。

 

午前3時に寝て朝6時30分に起きた生徒が授業中に居眠りをしていたとして、学校や塾の先生がそれをどんなに叱ったところで眠いものは眠いのです。先生が怒れば済む問題ではないということを理解してください。

 

全身麻酔されても怒鳴られれば起きていられると思う人はいませんよね。どんなに怒鳴っても、殴っても、全身麻酔のような睡眠不足には勝てません。

 

普段から仕事をして家事も子育てもして大変だとは思いますが「子どもの生活のコントロール」だけは親しかできません。親は勉強を教える必要は一切ありませんので、子どもがテストで点数がとれなくてもそれは親の責任ではありません。本人と塾の責任です。

 

ただし、子どもが娯楽で時間を浪費し、それに対して何も対策を取っていなければ、それは親の責任ということです。

 

親の責任は結構大きくて大変だと思いますが、ご理解の程よろしくお願いいたします。

 

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