迷路の中の秘密基地

「思いついたらやってみる」がモットーの私が、思いついちゃったのでやっちゃいました。

全席個室化です。

 

Lilyの座席は一般的な塾よりも広いスペースが必要です。他なら3人座れるスペースにLilyでは2人しか座れません。空間の無駄遣いと言われたらそうなんですが、この方が生徒一人ひとりの集中力が最大限に発揮されていると思うので、このスタイルは変えません。

 

でも本当に無駄に使うと座席が増やせなくなって、受け入れ可能人数も増やせなくなってしまいます。そこでどうすればこの教室内に最も多くの座席を配置できるかということをずっと考えていたのですが、ついに思いついてしまったのです。

 

こうなったら実行するしかありません。もう予算はないのですが、やっちゃいました。どうせやるのなら早いうちにやって、長い期間生徒に使わせた方がいいと思いまして……。設備投資を夏期講習まで待つことは私の性格上できませんでした。

迷路のようになった教室内

個室化するとおしゃべりがなくなります。「静かに」「はやく取り掛かりなさい」という言葉を口にしたのはもうずっと前の気がします。この静かで、集中する空気を作るには「人」と「システム」と「設備」の3通りの方法があります。いずれも「変える」のです。

 

「人」とは生徒を教育することです。「おしゃべりしたら叱る」という古典的な手法です。それが現代にも残っているということは良い部分もたくさんあるということですね。叱るのは一瞬で終わりますし、行為の良し悪しを指導するのはまさに教育者たるものという感じです。コスパも良く生徒のためにもなるという一石二鳥です。やはり良い部分がありましたね。

 

次に「システム」です。これは「おしゃべりを注意されたら、それ以降授業の参加を禁止する」というようにルールを決めて、それにのっとって勉強させることです。静かにすることを制度としてしまうわけです。感情的に見える「叱る」とは対照的に、冷静に淡々と処置をします。大声を張り上げなくても生徒を静かにさせられます。

 

最後に「設備」です。これは「物理的におしゃべりできなくする」ことで、集中する空気を作ります。「人」を教育する必要も「システム」を作り上げる必要もありません。なぜなら物理的におしゃべりできないのですから。注意するもなにも、最初から静かなままです。デメリットとしては設備投資が必要なことと、「人」を育てる機会も「システム」を考えるチャンスもないということですね。

 

 

今回、学習塾Lilyがとった手法は「設備」です。「人」や「システム」の手法を取る人からは非難されてしまいそうです。非難まではいかなくても「そんな設備投資しなくても、静かに集中する空気は作れるのに資金がもったいない」と言われるでしょう。

 

それはまさにその通りで、反論は一切できません。私が相手の立場なら同じことを言うでしょうし。それにも関わらず設備を整えた理由はただ一つ。

 

小さく区切られた空間が秘密基地みたいで好きだから。

 

まさかの感情論です。それが好きだから、そうしたのです。私が中学生だったらというか、今でもそんな小さなスペースが好きなんですよね。そこに入ると自分だけの世界に浸れるような小さな空間。だから、私と同じような感覚を持っている中学生が集まってくれればいいと思っています。

 

まぁ、予算がないのに投資するなんて感情以外の原因はありませんよね、きっと。経営者としては良くない選択だったかもしれませんが、好きなんだから仕方ないです。

 

迷路みたいになったLilyにわくわくしながら、そこで学ぶ中学生を羨(うらや)みながら、今日も私は仕事をします。



「この記事、なんか良い!」と思ったらクリックしてください!
私のモチベーションが5上がります。
▼ ▼ ▼


高校受験ランキング
>学習塾Lilyの方針

学習塾Lilyの方針

通塾生の学力向上を第一に考え、行動します。

Lilyのブログを毎日更新します。

CTR IMG