お金を受け取る恐怖

あなたは車の修理工場を営んでるとします。ご近所さんがタイヤのパンクを直してほしいと車を持ってきました。あなたはささっと直してあげました。さて、ご近所さんにいくら請求しますか?

 

専門的な技術や設備が必要な修理ならまだしも、パンクの修理でお金をとるのも申し訳ないと思い「いいよいいよ、パンクの修理くらい。無料でいいよ」と言ってしまう人も結構いるでしょう。

 

修理工場は修理というサービスを提供することでお金を得ているわけですが、あまりに簡単にサービスを提供してしまうと「こんなことでお金をとっていいのか?」と思ってしまうのが一般的な心理です。でも、きちんとサービスの対価をいただくことが経済として正しい行為なのです。

 

世の中にはこのサービスと対価が、ひいては経済がわかっていない人が一定数いて、そういう人は無茶苦茶なことを言います。

 

メルカリでハンドメイドのアクセサリーを1,200円で売っている人が「材料費は100円くらいじゃないですか?500円くらいにしてもらえませんか」と言われ、困惑させられたという記事を以前読みました。

 

商品を世に出すのに材料費しかかかってないと思っているのでしょうね。ひどい値引き交渉をして相手を困らせるくらいなら、自分でやってみたらいいのにって思いますけれど、そういう人はやらないと思います。自分ではやらないから、不当な値引き交渉ができるわけです。だから、相手にしないのが一番です。

 

他にも、自分が美容師で、友人に頼まれてちょっとだけ前髪を切ってあげたときなども相手に対価を要求しにくいと思います。

 

なぜなら、対価を求めてしまうと卑しいとかがめついと思われてしまったり、嫌われてしまったりするかもしれないという恐怖があるからです。

 

冒頭の修理工場もハンドメイドの製作者も美容師も、みんな簡単にやってのけてしまうのはそれだけ高い技術力があるからです。ですが、あまりに簡単そうに見えてしまうので「こんなに簡単にやれることなのに」って思われてしまうのではないかと感じてしまうのです。

 

 

付き合いがあるからといって安くしたり無料にしたりすることが悪いわけではありません。そういう人情も必要なときもあるでしょう。でも、そればかりでは経済は回らないのです。友人知人にサービスをするだけして利益が上がらずに倒産してしまったら、その友人知人は今後サービスを受けられなくなってしまいます。

 

私が昨日「もっと安くしてよ」という声が上がっても、それはできないと書いた理由はここにあります。

 

自分達が提供するサービスに誇りを持ち、対価をいただくことで塾を支えています。基盤がしっかりした塾であれば、生徒も安心して塾に通えます。もし私が過剰なサービスをしまくって経営が悪化し「エアコン代もったいないから、寒いの我慢して」なんて生徒に言ったらどうでしょう。倒産のカウントダウンが始まっていることを感じるでしょう。いつ潰れるかわからないような塾に通い続ける人はそういないと思います。

 

正しい経済のために適正な価格を決めて世に出しているという自負があるので、値引き要求にすんなり応じることはできないのです。この価格に納得できないのであれば、当塾に入らなければいいだけのこと。非常にシンプルです。

 

過剰な値引きを要求するとそのサービス自体ががなくなることに繋がるということをわかっていない人が、無料や値引きに対して両手離しで喜ぶのです。その誰か一人が得をしても、社会全体で見たら損かもしれません。大きな視点で見られる人であれば、サービスの対価としてお金を払うことも納得できると思います。

 

以上のような考えから、学習塾Lilyでは不当な値引きはしません。このスタンスでいることにより、学生からもそっぽを向かれて、このままの料金では人を集められないっていう状況になったら料金を見直さないといけないかもしれませんが、そのときにはもう手遅れだと思います。

 

学習塾Lilyは良いサービスをしていくだけです。これがお金を受け取る恐怖に勝つ唯一の手段だと思っています。払った金額より満足度の方が高いと言ってもらえるように日進月歩は続きます。



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