ヒプノシスマイクを教えてくれた女の子から「こーく」というYouTuberを教えてもらいました。中学生って面白そうな人やものを見つけるのが得意ですよね。
「こーく」と名乗るそのYouTuberは実在する変な校則にツッコミを入れたり、看板や張り紙にツッコミを入れたりと、おかしなものにツッコミを入れた動画をアップしています。
例えば「服装違反をした者は半年間教頭と交換日記をすること」という校則に対し「教頭の負担が凄い」とツッコミを入れるわけです。さらに「服装違反が1人や2人ならまだしも10人や20人なら教頭はもう学校来なくなっちゃうよ」と。
つっこまれるような変な校則なので、それを見た人は思わずつっこんでしまうと思います。このおかしなものにツッコミ入れるという誰にでもできる行為で動画をつくるという発想が秀逸だと思います。再生時間も一つ3分程度と短く、ちょっとした時間に楽しめます。再生回数が100万回を超える動画がいくつもあるので人気の程が伺えます。
もちろん、人気の秘訣にテンポの良さや映像編集のうまさがあると思いますが、単なるツッコミをエンターテイメントに昇華させたところはすごいと思います。彼が開拓者ではないかもしれませんが、成功者であることは確かです。
YouTubeばっかり見て遊んでないで勉強しなさいと大人は言います。しかし「YouTubeを見ることのどこが悪いの?今やゲームで稼げる時代でしょ。勉強勉強っていう大人の頭が固いだけ」という意見もあります。
このYouTuberはその辺のサラリーマンより稼いでいるでしょう。もちろん人気がある今だけかもしれませんけれど、こういう稼ぎ方もあるのが現代です。YouTubeを見て遊んでいる人全員が稼げるわけでなく、その中のほんの一握りの人しか稼げないでしょうから、勉強しなさいという大人の意見もよくわかります。
将棋が大好きで将棋のプロ棋士になることと、YouTubeが大好きで自分で動画を作って稼ぐことの違いはと言われても、即答できませんしね。どちらも成功するのは0.1%にも満たない数でしょうけれど、棋士はよくてYouTubeは駄目という意見に私は納得できません。
ということで、私はこのこーくというYouTuberを通して、YouTubeの世界も面白いなぁ自分もやってみたいなぁと感じました。
私がこーくにハマることはありませんが、中高生にはハマるということはわかります。人をハマらせられる人が稼ぐ時代です。価値観も多様化していきます。自分が良いと思っていることだけしか認めないという頭の固い人にならないように注意しましょう。