自宅からLilyに来る途中、昇ってくる太陽と筑波山がいい感じに見えるスポットがあります。ベストショットが撮れそうなときは車を路肩に止め、外に出て写真を撮ります。
一つは12月15日のもの、もう一つは3月24日のものです。どっちがどっちかわかりますか?太陽の位置に注目してください。
明野から東を向くと筑波山です。では、筑波山を見たときに左手になる方角は?
北ですね。右手が南となります。
夏に近づくにつれ、太陽は北寄りから昇ってくるようになります。北寄りの東の空から出てきて、南の空を通り、北寄りの西の空に沈んでいくのが夏です。北寄りから出てくる分、大きく弧を描くのが特徴です。
冬は逆に、南寄りから昇ってきます。南に近い位置から昇って、南の空を通って、南寄りの西の空に沈むので、夏に比べて軌道が短くなります。太陽が出ている時間が短いのもこのせいですね。
そんな知識があれば、どちらが12月かはわかるでしょう。筑波さんより右側、つまり南寄りに太陽がある方です。上の写真ですね。
それに比べて、3月に撮ったのは筑波山よりだいぶ左、つまり北寄りにありますね。夏にはもっと北寄りにいくはずです。本当にそうなるか、意識して見てみてくださいね。
ちなみに、この太陽の動きは中3の3学期に学習します。それまで覚えていてくれることを期待します。