合格した生徒に体験記を書いてもらいました。今日はその中からいくつか取り上げてみたいと思います。
1.成績推移について
これは学校の実力テストの得点の推移について答えてもらいました。
3年生の夏から入試直前にかけて、全員が得点を伸ばしていました。
その幅は5教科合計で20点から106点までありますが、平均すると50点くらいアップしたようです。
あくまで点数なので、3年生全員がアップしていたら順位や偏差値は変わりませんけれど、大いに褒めてあげたいと思います。
2.受験においての敵について
「自分の好きなこと(スマホ・漫画)」や「テレビの誘惑」といった受験生あるあるを書いた生徒が多かったです。
他には「時間」という答えもありました。徐々に迫ってくる入試の時間だったり、減っていく時間に焦らされたりという理由から時間が敵と答えたそうです。
また中には「友達」という答えも。友達は捉え方次第で敵にも味方にもなるということですね。
3.受験勉強での工夫や良かったことについて
多かった答えは「過去問をたくさん解いた」ですね。そして「解いて間違えた問題をすぐ解き直すこと」や「間違えた問題は分かるまでやる」といった解いた後のもう一歩を踏み込んだ答えもいくつかありました。
一高に合格した子は「スマホをやめた」と答えてくれました。スマホの電源OFFが勉強スイッチの電源ONになっていたようです。
4.合格した感想やこれからの目標について
ほぼ全員が「嬉しかった」と回答してくれました。努力した分、嬉しさも増しますよね。
他には「自己採点では合格とわかっていたが不安だった」という受験者ならではの心境を答えてくれた生徒もいました。
今年は難化したようで、受験生たちは練習のときより得点がとれなかったことをがっかりしていました。そのせいもあり、合格を喜びながらも反省していた印象です。高校入試は通過点ですので、ここで両手離しで喜んでしまわぬようにという神様の粋な計らいだったのかもしれませんね。
振り返るのはここまでにして、次の目標を掲げて、そこに向かって歩んでいってくださいね。皆さんの今後の活躍を期待しています。