塾(一斉授業)のメリット・デメリット

塾と言っても、一斉授業と個別指導では性格がまるで違いますので、ここでも2つに分けます。

塾(一斉授業)

1.おすすめは「学力でクラス分けを実施している塾」

クラス分けは何段階も細かい方が良いです。逆に言えばクラス分けをしていない塾は通っていても気休め程度でコスパは悪いということです。

 

なぜなら、学力別クラスのない一斉授業は学校と同じだからです。そこで伸びる生徒であればそもそも学校の授業でも伸びています。塾だと受験勉強寄りのテクニックを教えてくれると思うかもしれませんが、実はそうではありません。塾でも基礎を徹底します。高校入試は基礎が出来ていれば得点できるようになっているので、基礎練習の徹底が重要なのです。

 

例えば家での勉強は0時間で、塾では2時間というのであれば、2時間分だけ学力は伸びます。しかし、家でもできることをお金を払ってやる必要があるのかという疑問がわきます。弟妹に邪魔をされて勉強できないというような環境の生徒にはおすすめしますが、そうでなければ学力別クラスのない塾はおすすめしません。本当に成績を伸ばしたいのであれば、学力別クラスのある一斉授業の塾にしましょう。

2.生徒の性格により塾(一斉授業)へ

一斉授業に向いている性格は「ガツガツ系」です。

競争が人を成長させるので、競争を楽しめる人は塾向きです。指されて答えを間違えても全然気にしないような強い精神力を持っている場合は一斉授業の塾で揉まれましょう。このとき学力別クラスがあれば、クラスが上がることがモチベーションにもなります。

 

また、わからないことも先生にガンガン質問できる生徒は一斉授業で力を発揮します。声の大きな生徒と先生とのやりとりで授業が進行します。その生徒のためにクラスがあるような感じになります。逆に内気な子は、そこにいるだけでも楽しめるかもしれませんが、声の大きな生徒より塾を活用できていないということになります。その場合は授業外で先生に質問できるか否かが、コスパの良し悪しの境界になります。

3.送迎のしやすさは意外にネック

塾を選ぶ際に「成績は伸ばせそうか」「月々の授業料」に目が行くと思いますが、毎回送迎することも考えましょう。成績が伸びなかったり、生徒に「今日は塾に行きたくない」と言われたら、「こっちは毎回送迎してあげてるのに!」と言い返してしまいたくなります。こんな状態では成績は上がらないだけでなく、親子喧嘩をした後は塾に通わなければ負わなくて済んだ傷を親子で負うはめになります。

 

一斉授業の場合、開始時間も終了時間も皆同じなので、人気のある塾だと送迎に一苦労です。人気と送迎のしやすさは反比例してしまうので、ここは目をつぶるしかありません。

4.授業曜日はどうしようもない

一斉授業は授業曜日が固定されているので、他の習い事とバッティングしたらアウトです。塾のための他の習い事の曜日を変えるなど、塾中心のスケジュールを強いられてしまうことがデメリットです。塾に合わせたスケジュールにするか、塾を諦めるしかありません。

5.良くも悪くも友達に影響される

おそらく一斉授業の塾に入る一番のきっかけは「友達が通っているから」でしょう。その友達から誘われたり、その友達に評判を聞いたりして塾に入ろうとするのが多いと思います。この時点で友達の影響を受けているわけですが、これは塾に入ろう、勉強しようとする積極的な姿勢の良い影響です。塾には勉強しに来ているわけですが、始まる前や休憩中の友達とのやりとりが楽しいからと、塾に通っている子もいます。しかし、影響にはその逆もありますので、どちらに転ぶかは通ってみないとわかりません。

6.モチベーションは上がりやすい

一斉授業の塾は生徒を引っ張る力がある講師が多く、やる気にさせるのが上手です。また、周りに座っているのはライバルばかりなので、競争心があおられやすく、やる気上昇につながりやすいのも特徴です。計算スピードなども自然に速くなっていきます。一人で走るマラソンと、集団で走るマラソンでは後者の方が良い記録が出やすいのも容易に想像できると思います。

7.勉強以外の情報も多く持っている

一斉授業に限りませんが、生徒数が多い塾はそれだけ情報を多く持っています。何点でどの高校に合格したとか、どの中学校の定期テストは難しいとか、有益な情報が集まります。またそれを授業時に伝えてくれるので、生徒側にもメリットがあります。この伝わり度が個別指導より一斉授業の方が高くなりがちです。一斉授業の開始時にやる気を出させるためにそういった話から始める講師が多いのも理由です。

8.コストパフォーマンスは生徒次第

月々の料金はたいてい下記のようになります。

家庭教師>塾(個別指導)>塾(一斉授業)>通信講座>自学のみ

 

通いやすさでいえば自宅か塾に行くかで2つに別れます。

家庭教師=通信講座=自学>塾(個別指導)=塾(一斉授業)

塾(一斉授業)の料金は真ん中で、通塾する時間や手段が必要という部分では他のものより劣っています。

 

しかし、一番の目的である成績向上は大きく望めるので、コストはかかるけれど、うまく生徒に合えばコストに見合った成績向上が得られるといったところです。とはいえ、生徒のやる気が大きく作用するのも事実です。やる気はどの学習法にも関係してきますが、一斉授業の場合はその作用率が大きいです。

 

正確なデータはありませんので私の感覚的に言えば、2割は高コスパ(コスト以上に成績向上が大きい)で、4割は妥当(コストと成績向上がそれなり)、3割は低コスパで、1割は塾を考え直した方が良いレベルです。

 

一斉授業に参加しているだけとか惰性で通い続けているだけという層が3〜4割いるので、その生徒達は非常にもったいないと思います。

これももちろん生徒のやる気次第でいつでも高コスパになるため、損益の判断は難しいと思います。また、損だからといって塾を転々とするのはおすすめしません。

まとめ

塾(一斉授業)はどんなタイプの生徒であれ、一度通ってみるのが良いと思います。合わない場合は思い切って辞める。でも、転塾は一度だけにしましょう。転塾を繰り返す生徒はその生徒自身に問題があると思われてしまい、マイナスの方が大きくなります。

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「生徒数が多く学力別クラスのある塾(一斉授業)に通って、合えば最後まで通い、合わないなら思い切って変える」

私ならまずこのようにアドバイスします。

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