10歳の囲碁の棋士

将棋界に14歳のプロ棋士、藤井聡太4段が誕生して話題となったと思ったら、今度は囲碁界に10歳のプロ棋士が誕生するそうです。仲邑菫(なかむら すみれ)さん。現在はまだ9歳。

 

囲碁や将棋のプロの世界って、なんだかすごく不思議な感じがします。碁石を打ったり、駒を差したりするのって、老若男女誰でもできる動作ですよね。誰でもできる動作でプロになるって、ものすごいことだと思います。

 

例えば、私が相撲取りと相撲をとったら100%負けます。体格差も力の差も歴然です。土俵に立つ前から勝敗がわかります。でも囲碁や将棋は見た目ではわかりません。私は100メートルを10秒台で走ることはできないので、桐生選手には敵わないとわかっています。でも、将棋は差せます。手と指を動かせばいいのです。100回やれば1回くらい勝てても良さそうですが、実際には藤井聡太7段には100%勝てないでしょう。

 

体を使う競技であれば、私は相手に敵わないことはやる前からわかるのですが、頭をつかう勝負はもしかしたら勝てるんじゃないかと思うわけです。体格のような、目に見えるハンデがないように見えるからです。でもきっと勝てないんです。不思議ですね。

 

相撲取りであれば体型に恵まれた人しか目指さないでしょう。若乃花のように小柄でも相撲界に入る人もいなくはないでしょうが、体型からスポーツを選ぶ人が多い気がします。背が高いからバレーやバスケをやるといった具合に。そうやってある程度の関門があると競技人口も減るわけで、プロになる倍率も下がるわけです。

 

それに比べて囲碁や将棋は体型は関係ありませんから門戸が広いわけです。誰だってなれる可能性があります。それだけに倍率が高くなりそうなものですから、そんな中でプロになるってものすごく感じます。字を書くという動作は誰もができるのに、書道家にはなれないみたいな感じです。

 

体格や体力、筋力など、他の人よりも多くを持っている人はスポーツ選手に向いてそうですが、囲碁将棋のような頭脳勝負の場合は見た目ではわからないのです。どこにでもいる、か弱い女の子が、盤の前では鬼のように強くなるわけです。不思議です。

 

見た目にはわからないだけで、脳内の何かが違うんでしょうね。特別な小中学生が持っている、大人以上のひらめきを魅せる脳。どんな世界が見えているのか、ちょっと体験してみたいですよね。

 

何はともあれ、囲碁も将棋も若いスターが現れて賑わっているので良いことだと思います。今後も二人に注目していきましょう。

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